2017年8月27日日曜日

キーンランドC展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.1-10.9-11.1-11.3-11.3-11.8 34.1-34.4
2015 12.1-10.6-11.3-11.8-11.4-11.4 34.0-34.6
2014 11.9-10.8-11.4-11.5-11.5-11.9 34.1-34.9
2013 12.1-11.0-11.8-12.3-12.0-12.5 34.9-36.8 函館開催
2012 11.9-10.5-11.1-11.5-11.3-11.3 33.5-34.1
2011 11.8-10.3-10.9-11.5-11.8-12.3 33.0-35.6
2010 12.0-10.6-11.1-11.4-11.6-11.7 33.7-34.7
2009 12.1-10.5-11.2-11.6-11.4-11.6 33.8-34.6
2008 12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7 33.9-34.0
2007 12.0-10.7-11.2-11.3-11.4-12.0 33.9-34.7

過去10年の平均ラップタイム(2013年は除く)
12.00-10.61-11.17-11.47-11.41-11.74
1.08.40 33.78-34.62




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、スプリントの重賞としては前半がそこまで速くならず、
ある程度速いスピードを維持したままゴールを迎える展開。

札幌1200mというコースでは、レベルが上がるにつれて前半というよりも後半が
速くなる傾向が見られるが、このレースの特徴も、やはり(前半に対しての)
上がりの速さだと言えて、ハイペースから持久力で粘れることよりも、スピード
持続力を持っていることが何よりも重要になる。

したがって実績馬であっても、地の強さで差してくる(粘る)ようなタイプでは
ここを勝ち切るのは難しくて、(出来れば)先行力があって、前後半をバランス
良く走れるタイプを中心に考えたい。


好走の条件
・スピード持続力を持っていること



予想


◎モンドキャンノ
NHKマイルCのパフォーマンスは、昨年のブランボヌールやシュウジに少し
負けている扱いだが、基本的には外を回って来た馬が上位に入ったレースで、
この馬は最内枠発走から終始インを進んだ格好。逆境の立場ではあった。
それでも最後止まり切らず粘りを見せていて、距離短縮にはつながっていい。
スプリント戦に関しては、デビュー2戦の函館で結果を出しているが、元々
フットワークのいいタイプなので、本質的には札幌の方が合っていそうだし、
この馬に53kgはそもそも軽い。人気だがやはり推しておきたい。

○ブランボヌール
昨年はここを勝利。適性は当然合っている馬。
前走は、休み明けの状態で、超高速の展開を先行して厳しくなっただけ。
最後も少し詰まっているし、普通に度外視できる内容。
今回は叩き2走目で状態面の上積みも見込めるだろうし、巻き返す可能性は
十分にあっていいはず。注目しておきたい。

▲ナックビーナス
昨年5着。その時はメジャーエンブレムにマイルで鍛えられた経験を持つ馬を
中心に3歳馬ばかりが好走した訳だが、この馬もその1頭。(@クイーンC)
前走のG1では、勝ち馬以外、内を選択した馬が上位に入った中で、この馬は
終始外々を進んだ格好。その内容で8着なら全く問題ないし、パフォーマンス
的にも十分高いものになっている。休み明けだが、巻き返せて良さそう。

注ソルヴェイグ
昨年ここでは4着。経歴からは、どちらかと言えば粘りというタイプで、本来
ここがピッタリという印象の馬ではない。
しかし前走のヴィクトリアマイルで上がり勝負にしっかり対応してきた点は、
この舞台に向けては見逃せないところで、それが適性の幅が広がった…という
ことであれば、昨年からの前進もあり得るのかも。

△イッテツ
前走は、斤量は54kgだったが、まずまずの前半から→後半もしっかりまとめる
格好で押し切っていて、一応ここの水準には届いている扱い。
前々走でも、相当に厳しい展開に引っ張られながらも崩れておらず、一定の
地力は認められて、とりあえず今回も好走は十分あって良さそう。

△ヒルノデイバロー
前走では、前後半をほぼイーブンでまとめる内容を示して、高いレベルでの
持続力を発揮した格好。そのパフォーマンスならばここでも…と思わせる。
近走横山典Jの積極策でいいイメージだったので、今回の乗り替わりはかなり
微妙な印象だが、可能性としては当然考えておきたい。

☆メイソンジュニア
前走は、かなり厳しい展開になって沈んだ訳だが、12着でも頭からコンマ7秒
程度だし、自身のパフォーマンスとしてはそれほど悪くない。
ここではもう少し流れが楽になるはずだし、とりあえず巻き返しの可能性は
あっても良さそう。あとは持続力の部分でどこまで…といったところ。

×シュウジ
昨年2着だし、本来の地力では普通に上位の存在。
それでも、まともに走れるの?という現状で、今回は別定58kg。
(いきなり追い込み馬に変身するとか)なかなかのマジックが必要なはず。
個人的にいつか復活するとは思うが、それは内面が落ち着いてからなのでは。




- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -