2017年8月20日日曜日

北九州記念展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 11.9-10.7-11.0-11.3-11.5-12.1 33.6-34.9
2015 11.7-10.2-10.8-11.2-11.9-11.5 32.7-34.6
2014 11.7-10.5-10.9-11.1-11.2-12.1 33.1-34.4
2013 11.6-10.0-10.6-11.1-11.5-11.9 32.2-34.5
2012 11.6-10.1-10.5-11.3-11.6-11.8 32.2-34.7
2011 11.8-10.0-10.6-11.1-11.4-12.3 32.4-34.8
2010 11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3 32.1-35.0
2009 11.8-10.3-10.6-11.3-11.4-12.1 32.7-34.8
2008 11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7 33.0-34.5
2007 11.5-10.0-10.6-11.4-11.6-12.6 32.1-35.6

過去10年の平均ラップタイム
11.70-10.21-10.70-11.24-11.50-12.04
1.07.39 32.61-34.78




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなり、2F目以降はほとんど
一直線に減速していくような展開で、勝負所で少しだけ踏ん張りつつも、ラスト
1Fはかなり落ちる形。

ここの特徴はやはり前半の速さで、例外も一応あるものの、前後半の差が2秒を
超えるような前傾の展開がまずは基本だと言える。

したがってここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いの部分を粘れる
高い持久力を持っていることが必要で、脚質的にはどうしても差し馬が中心に
なってきそう。


好走する条件
・高い持久力があること



予想

とにかくこの開催、小倉の、特に1200mの様子がおかしい。
基本的にこのコースは、↑の傾向のように「ハイペースに耐えられる」ことが
重要で、当然前傾のスプリント戦で粘りを見せたような馬が活躍しやすい。

しかしこの開催のレース結果を見ていると、1400mや1600mで、しかも後傾の
パフォーマンスを示しているような馬の活躍が目立っている。
…というか、その手の馬しかやって来ない。

したがって今回は、大失敗の選択に終わる可能性もあるものの、普段であれば
真っ先に切るようなタイプも、上位にピックアップしている。
それがどう出るか?・・・ある意味かなり楽しみ。

◎キングハート
前走は、ハイペースをしっかりと浮上して一定の地力を示した格好。
この馬の場合、元々決め手の方に寄ったタイプで、1400mをこなしていることも
含めて今の状況には合っているし、とりあえず今回、どちらに転んでも最低限
軸としての信頼はできそう。
少し置きにいった感もあるのだが、他を選ぶにしても、正直どれを本命にしたら
いいのか?が分からない…。

○ツィンクルソード
前走は、馬場は速いものの、かなり締まった展開に引っ張られつつ→ラスト1F
(惰性ではあるが)11秒台半ば以内でまとめての差し切り。
一定のスピード耐性と持続力は十分認められる。
その内容も後傾のパフォーマンスだし、本来ならばここで評価したい馬では
ないのだが、今の状況を考えると、この手のタイプこそ…ということになる。

▲ナリタスターワン
CBC賞は、前&後方にいた馬で決まったレースで、この馬のように中団から
進めた馬には最も難しかった。
その中で、最後はジワジワ伸びてきているし、6着でも十分評価できる内容。
そこで示した地力と、元々1400mで上がりをしっかりまとめる形で好走出来て
いたことを考えると、ここでの好走も普通にあって良さそう。

注ナガラオリオン
芝は2回使ってどちらも掲示板は確保。その内訳としては、1400mの阪急杯
での浮上と、前走それなりの上がりを使う形での浮上で、条件に当てはまる。
元々ダートでも、ハイペースに引っ張られても→しっかりとした決め手を発揮
出来ていた馬だし、時計の面での不安はあるものの、今の状況では注目して
みたくなる存在。

△ダイアナヘイロー
同舞台・紫川特別のハイペース戦ではしっかり負けていたり、ここの展開への
対応という部分では少し不安がある。
それでも、元々1400~1600mをこなしていた馬だし、シンプルにこの開催の
小倉で結果を出していることは評価しておきたい。
鞍上は武豊Jだし、上手く受け流すような騎乗であれば。




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