2023年7月16日日曜日

函館記念展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半ある程度速く、その後も淀みのない展開が基本。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ブローザホーン

過去のラップタイム

2022 12.2-11.1-12.0-12.3-12.5-12.3-12.9-13.2-12.5-12.6
2021 12.6-10.3-11.5-11.8-12.3-12.0-12.2-12.3-11.6-12.1
2020 12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6
2019 12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3
2018 12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8
2017 12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2
2016 12.3-11.0-12.0-12.4-12.3-11.6-11.9-11.7-11.9-11.9
2015 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
2014 12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7
2013 12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.40-11.04-11.85-12.04-12.18-12.00-12.10-12.10-11.94-12.29
1.59.94



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半やや速いくらいの流れで、その後は基本的に淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)道中~上がりはフラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中でなかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れというよりも持久力&持続力が重視されて、ペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という形で→他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。

したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテないタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎ブローザホーン
前走・烏丸Sは、道悪で実質的に高い水準の展開になった中で、最後までしっかりと持続させる形での完勝。前々走・潮来特別でも、後半長い脚を使いつつ→押し切っているし、それらのパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
ここは体力勝負になる舞台だけに、距離短縮という臨戦過程というのもいいし、前半を少しでも受け流す選択になれば、勝ち切る可能性も十分。期待しておきたい。

○ハヤヤッコ
昨年ここで勝利。その時は実質かなりのハイペースになった中で、自身も前傾の内容から→最後までしっかり脚を動かして押し切った格好。地力を示すとともに、ここの馬場&展開に対する適性の高さを示した。
今年は斤量が加算されていて、その点での厳しさはあるが、リピーターになってもおかしくないタイプ。可能性は考えたい。

▲ルビーカサブランカ
チャレンジCは、前半の厳しい流れは受け流していたものの、道中で極端に脚を使いつつ→上がりをまとめての2着。その時のパフォーマンスで考えれば、普通に上位扱い。
基本的には引っ張られる形でこそ…というタイプ的にも、待望の展開が期待できるこのレースにはハマって良さそうなイメージ。注目しておきたい。

注アラタ
重賞ではあと1つ迫り切れないものの、コンスタントに好走はできている馬。地力ではやはり上位扱いになる。
昨年ここでは6着だったが、その時はこの馬にとっては展開が前に傾き過ぎていた印象。自身としてもう少しイーブンに近い脚の使い方が出来れば、前進する目はありそう。

△ローシャムパーク
掲示板を1度も外していない経歴で、重賞でもしっかりと好走。示しているパフォーマンス的にもやはり上位扱いになる。
ハッキリと耐える方向性のレースになったスピカSで伸び切れなかったことは、適性面で少し気掛かりだが、相手にはしっかりと考えておきたいところ。

△スカーフェイス
昨年ここでは3着。その時は速い流れに引っ張られつつ、自身も道中でかなり脚を使って、全体としてはイーブンに近い内容でまとめた格好。地力&持続力を示した。
近走の着はバラついているが、前走・鳴尾記念では、自身としては直線(捌きながら)止まらずに脚を伸ばせていたし、展開1つという気もする。浮上の可能性は考えたい。



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