2023年10月8日日曜日

毎日王冠展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めつつ→しっかりと加速する展開。
  • 一定以上のスピード&切れが必要。
  • 予想◎シュネルマイスター

過去のラップタイム

2022 12.6-10.6-11.3-11.7-11.7-11.8-11.3-11.3-11.8
2021 12.6-10.9-11.3-11.9-11.8-11.7-11.3-11.4-11.9
2020 12.5-10.7-11.3-11.7-11.8-12.1-11.8-11.9-11.7
2019 12.9-11.3-11.3-11.5-11.5-11.6-11.2-11.3-11.8
2018 12.8-11.0-11.5-12.0-11.7-11.7-10.9-11.2-11.7
2017 12.8-11.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.1-10.7-11.7
2016 12.5-11.3-12.0-12.5-12.0-11.8-11.4-11.5-11.6
2015 13.0-11.2-11.7-12.0-12.0-11.7-11.0-11.3-11.7
2014 12.9-11.0-11.5-11.7-12.0-11.8-11.2-11.3-11.8
2013 13.0-11.0-11.5-12.7-12.6-12.6-11.1-10.9-11.3

過去10年の平均ラップタイム
12.76-11.00-11.52-11.99-11.93-11.89-11.23-11.28-11.70
1.45.30



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端に速くも遅くもならず一定のスピードを保って流れて、ラスト3Fで一気に加速する形の上がり勝負。

基本的には毎年上がりが速くなっているように、(実質)前半~道中がそれほど厳しくなる訳ではないのだが、開幕週の速い馬場で行われることで、レースを通して(絶対的に)速いラップを刻み続ける展開になりがち。

したがってここでは、スピード領域の問題で純粋な持久力(有酸素運動能力)の高さで勝負したいタイプでは少し忙しくなる可能性があって、スピードや持続力などのマイラー的な資質を備えていることを重視したいイメージ。そして、それを前提に"切れ"のあるタイプを選びたい。

脚質に関しては、速い馬場で一応一旦落ち着く展開だが、近年は(綺麗だが)やや緩い馬場の作り方をするため、差しの方にハッキリとシフトしている。
開幕馬場でもその点には注意が必要。


好走する条件
・一定のスピード(&持続力)は欲しい
・切れがあること



予想


◎シュネルマイスター
ここでは一昨年に勝利。その時は前半は落ち着いた入り方をしたものの、道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮した格好。示しているパフォーマンスでは、やはり普通に上位扱いになる。
今年に入ってからの内容も、窮屈な競馬になりつつも持続力を発揮した中山記念&決め手を発揮したマイルの2戦を合わせて、ここにつながって良さそうだし、勝利時と同じ1枠1番から→勝ち切る可能性はあっていいはず。期待しておきたい。

○ソングライン
安田記念は、中団外から(無理せず)徐々に進出しつつ、直線で真っ直ぐに力を使って→最後までしっかりと伸び切っての勝利。改めてその実力を示した。
今回はここへ来ての初距離となり、走ってみなければ…というところはあるが、府中マイルでG1を3勝している馬が、同1800mを全くこなせない…というのも考えにくい。可能性としては当然頭まで考えておきたい。

▲ジャスティンカフェ
ここでは昨年2着。同舞台エプソムCでも(今年)勝利していて、それぞれ高いパフォーマンスを発揮するともに、舞台への適性を示している。
いい脚はありつつも、ラスト1Fが惰性になりがちのタイプで、最後まで伸び切れるかどうか?というところで、どうしてもG1馬の方を評価してしまうが、やはり上位には確実に浮上してくるものとして扱いたい。

注エエヤン
NHKマイルCは、雨中のレースになり上位はみんな外という状況で、自身は内を突いて→詰まった格好。ゴール後は先頭まで行っていて不完全燃焼だったように思えるし、内容としてはとりあえず度外視ということで良さそう。
今回は相手が一気に強くなるし、斤量の加算もあるので難しさはあるだろうが、(個人的に)1度強いと思った馬に巻き返し要素があるのなら、注目してみるのが筋だろう…と。

△アドマイヤハダル
なかなか勝ち切れない経歴になっているが、9F&10Fでは格の高いところも含めて全く崩れていない馬。中でもジャックドールの2着だった白富士Sは、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮していて、その時の内容で考えれば、ここでも普通に上位扱い。
今回は内寄りの枠を引いたし、少しでもロスなく進めて→直線で持ち出すような競馬ができれば、食い込んでくる可能性も十分にありそう。



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