2008年10月4日土曜日

神戸新聞杯回顧 2008


神戸新聞杯結果
ディープスカイ2.25.335.109-07-05-05
ブラックシェル2.25.334.711-10-09-10
オウケンブルースリ2.25.434.517-16-16-13
ベンチャーナイン2.25.734.817-18-16-13
ロードアリエス2.25.735.803-02-03-04

天候:曇 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.7
前半1000m:61.3
12.9-11.4-12.3-12.5-12.2-12.4-12.4-11.9-11.6-11.2-11.9-12.6


遅ればせながら神戸新聞杯はディープスカイの貫禄勝ちだった。
レースは前半こそかなりスローに流れたが、道中から後半にかけては
淀みのない流れとなって相当な持続力が問われる展開となった。
そのせいか底力の差ということなのか上位は人気馬が占める結果となった。

また前半がスローに流れた影響で各馬の仕掛けが早くなり、展開的には
ロングスパート合戦という形だった。
仕掛けが早くなったことで、ラップタイムを見れば分かるように、
ラスト2Fはかなりガクッと落ちる流れとなり、結果的には差し馬有利の
展開だったとも言える。


~各馬について~

ディープスカイ
各馬の仕掛けが早くなる展開の中で、3~4コーナー中間辺りから積極的に動き、
それでいて最後まで粘り切るという強い内容だった。
仕上げとしてはまだまだ途上であったにも関わらずこの結果は、
やはり3歳世代の中ではこの馬の一歩抜けた能力の高さを改めて証明した形。
今回はラストまで脚が続かなかったのが気にはなったが、本来この馬は
長く持続する脚が持ち味であって、1度叩いて状態の上積みが必死と
なると思われる次戦以降はもっと期待しても良さそう。

ブラックシェル
やはり今回も後ろからの控えた競馬を選択したが、今回は差し馬有利の展開に
助けられたところが大きい。
以前確かメイショウサムソンに関するところで書いたと思うが、持続力に
優れた馬に1番有利となる展開はラスト1Fがガクッと落ちる展開だと言える。
11秒台後半から12秒台前半を刻み続けることができる末脚をフルに発揮して
他の馬がバテるラスト1Fで交わす、もしくは突き放すというものである。
それは時に圧倒的に切れる脚と言われることがあるが、むしろ逆で、
実際には切れないからこそラストが落ちないということである。
切れる馬はラップの中に11秒を切るような箇所が含まれることがある一方で、
一瞬の切れがない馬は常に11秒台後半くらいのラップを刻む。
(実力が近ければ)両者に乳酸値の差が生まれることは一目瞭然であり、
ラスト1Fの脚に大きな違いとなって現れることになる。
(このことについてはまた改めて詳しく書きたい)
話が大きく反れたが、今回の流れはブラックシェルのようなタイプの馬に
とって持って来いのものだった。
ブラックシェルの上がり3Fが34.7秒であり、これは11.5~11.6のラップを
刻み続けたものくらいに考えることができる。
(ラスト1Fはもう少し落ちていて、これよりも速い箇所もあるだろうが
恐らくこのように近似してもそんなに間違いではないと思われる)
そこでレースラップのラスト1Fを見てみると12.6秒となっており、これは
ディープスカイが刻んだものと等しいのだが、ブラックシェルが12秒弱の脚を
使えばめでたく豪脚の完成となる訳である。
レース映像を見ても最後にもの凄い脚を使ってディープスカイに迫っているのが
分かるが、結局は相手の脚が落ちてきているだけなのである。
そして休み明けでもかなり出来が良かったブラックシェルに対して、
ディープスカイの出来は今1つ足りないという状態だったが、次戦以降では
本来持続力に優れたディープスカイのラスト1Fはもっと速くなることが確実。
はっきり言っておくが、ブラックシェルが後ろから行っている限り、
ディープスカイを逆転することはまず不可能。
今回のラストの脚を見てますます人気が上がりそうだが、騙されてはいけない。

オウケンブルースリ
基本的にはブラックシェルと言いたい事は同じなのだが、後ろから
行くしかない同馬にとってはますますディープスカイを逆転することは困難。
というか無理。
さらに予想の段階で懸念した勝負所での動き出しの遅さはやはり大きな問題。
いくら上がり最速であってもラストの3Fでしかトップスピードで走ってないの
だからそれは当たり前のこと。
唯一の救いは京都の下り坂を使ってうまく加速できればもう少しいいレースが
出来るのかもしれない。

ロードアリエス
完全に後ろの馬有利な流れの中、前から行って最後まで良く粘った。
上位の3頭までは実力的に厳しいものがあるが、この先見所はある。



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