2008年10月19日日曜日

秋華賞展望 2008


参考レースの考察
■ローズS
12.3-10.7-11.4-12.5-12.1-12.1-12.2-11.7-12.3
前半3Fが34.4秒とかなり速くなり、道中もそれ程緩まずラストも一瞬加速しただけで
上がりの遅い決め手を問われない展開だった。
秋華賞では道中が締まっても上がりのスピードは速くなりラストで自ら進んで
動いていけるような馬でなければ厳しい。

■桜花賞
12.4-10.9-11.3-11.8-12.1-11.7-11.6-12.6
締まった流れだがラストが落ち過ぎていてこの結果が直接秋華賞につながるとは
思えない。
しかしここで好走した馬の地力は本物と考えていい。

■オークス
12.5-10.6-12.8-12.8-12.7-12.9-13.0-12.9-12.9-11.3-11.8-12.6
ラストこそかなりの持続力が問われたが道中はかなり緩んでいて、
ここに直接つながるとはあまり思えない。

■クイーンS
12.5-11.5-12.2-12.4-12.3-11.7-11.8-11.5-12.2
前半が相当遅くラスト4Fだけのレースで本物の底力が問われるここにはつながらない。
しかし切れ負けした馬の巻き返しはあり得る。

■紫苑S
12.5-11.0-12.2-11.8-12.3-11.7-11.9-11.6-12.0-12.4
前半は遅いが道中が締まっていて一見レベルが高そうにも見えるのだが、
速い馬場にも関わらず全体の時計は平凡。

■夕月特別
12.6-11.1-11.5-11.8-11.9-12.0-11.1-11.6-12.7
全体を通して締まった流れをしていて完全には見逃せないレース。
しかしラストがかなり落ちていることからここと比べたらやはりレベルが落ちる。


予想
ローズSでも前半3Fが34.4秒だったようにエアパスカルがいる限り速いペースに
なることが予想され、外枠に入ったことでさらにその可能性が増した。
となれば前半速く道中も締まって、ラストは持続力&持久力勝負となるはず。
したがって基本的には差し馬有利と言えそうだが、それよりも元々の底力が
問われることになり、半端な馬の台頭はまずないと考えられる。

◎レジネッタ
はっきり言って春の段階で秋華賞の本命はこの馬と決めていた。
それでも外枠、鞍上などの不安要素を拭い去ることができず悩みに悩んだ。
しかしこの馬本来の確実に持続できる脚、桜花賞、オークス、ローズSの
どのレースにおいてもトールポピーよりも速い上がり示している事実、
前走の敗因は鞍上の仕掛けの遅さによる単なる切れ負けであったこと、などを
考慮してここで勝ち切る力はやはり持っていると確信した。
本当に鞍上の腕次第。

○エフティマイア
前走はスローからの上がり勝負でこの馬の地力を活かすには向かないレースだった。
桜花賞の息の入らない流れだろうと、オークスの緩んでからの持続力勝負だろうと
展開に関わらずともに2着にきている馬に対するオッズとしては低すぎる評価。
持久力の問われる舞台なら確実に好走できる馬。

▲トールポピー
前走は出来一息で度外視していいだろうが、問題はこの馬の好走しているパターンは
ラストのラップがガクっと落ちている展開であること。
つまり今までは他の馬がバテたところを差し切って勝ってきてきる。
今回はラストが持久力の問われる形になることには違いないが、ラップとしては
最後まであまり落ちないような流れとなることが予想される。
状態は確実に良くなるだろうが過信は禁物。

△オディール
まず体調面では春よりも確実に良い状態で出走できる。
そしてクロフネ産駒だけに持続力は相当もっていてここには合う。
ただ道中が締まった流れとなることで距離適性的に疑問が残り過信はできないが…。

注マイネレーツェル
前走は上がり時計の掛かる展開で他が総崩れしたところを差し切った感が強く、
他力本願的差し馬のイメージを覆す程の内容ではなかった。
確かに芯がしっかりしてきた印象は受けるがここを勝ち切るようなイメージはない。
ただ確実に持続する切れない脚を持っているために善戦はしてくる。

☆ソーマジック
地力はあるが休み明けであることと他力本願的な要素が高いこと。
上がりがあまり落ちないような展開となったら恐らく善戦が精一杯。





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