2011年7月3日日曜日

函館スプリントS展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1(33.1-35.1)
2009 12.1-10.5-11.2-11.5-11.4-11.8(33.8-34.7)注:札幌開催
2008 11.7-10.2-10.9-11.7-11.9-12.0(32.8-35.6)
2007 12.0-10.4-11.4-11.7-11.2-12.2(33.8-35.1)
2006 12.2-10.7-11.2-11.6-11.8-11.6(34.1-35.0)
2005 12.2-10.4-11.0-11.5-11.6-12.3(33.6-35.4)
2004 11.8-10.6-11.3-11.8-11.5-12.4(33.7-35.7)
2003 11.8-10.5-11.2-11.6-11.7-12.5(33.5-35.8)
2002 12.0-10.4-11.1-12.0-12.3-12.5(33.5-36.8)
2001 11.8-10.7-11.0-11.5-11.8-12.7(33.5-36.0)

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
11.94-10.46-11.11-11.67-11.69-12.26
1.09.12(33.51-35.61)




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、勝負所では減速に耐える
場面はあるものの、非常に前傾度の高い展開になっている。

ここの特徴はやはり前半の速さで、コース形状的には前半が上り坂になっている
にも関わらず、直線の短さがどうしても意識されるからか、どうしてもペースが
上がり、実質的にかなり厳しい流れになっている。

この展開なので、脚質的にはまずは差し馬の浮上を考えたくなるのだが、過去の
結果を見ると、内容的に前傾のパフォーマンスで好位から押し切る形での勝利が
目立っている。

つまりここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いをしっかり耐え切る
というような、持久力に優れたタイプが中心になると見ておきたい。


好走する条件
・持久力があること


予想

◎パドトロワ
前走では実質的にかなり厳しいペースを好位から押し切っているし、3走前の
アクアマリンSでも超ハイペースで差し馬が上位を占めた中で、好位から進めて
勝負所でも積極的に浮上した内容で0.4秒差なら良く粘った格好。
そのどちらもこの舞台にはつながりそうだし、当日の状態面さえ問題なければ
普通に期待していいはず。

○カレンチャン
基本的には持続力を活かすというタイプではあるが、スムーズにスピードには
乗っていける馬だし、ブレないイメージからも、最後どれだけ踏ん張れるか…
という戦いになった場合には強さを発揮しそう。
とりあえず崩れるイメージが湧かない。

▲テイエムオオタカ
前走はなかなかのペースで逃げながらも、勝負所ではしっかり加速して力の差を
見せつけた内容だったが、この馬は本当のスプリンターという訳ではないので、
今回もう少し厳しいペースにはなった場合に、溜め→切れとかをやっていられる
状況かどうか。楽にハナを奪えれば…といったところ。

注ケイアイアストン
前走は速い流れの中で、自身はかなりのスピード持続力を発揮して押し切った
訳だが、その内容がそのまま函館につながるかと言えば微妙。
実力的に上位に入る可能性も十分あるだろうが、どちらかと言えばアイビスSD
に行って欲しかったイメージ。

△アンシェルブルー
ここ2戦の内容は非常に濃いものではあったが、このレベルの1200m戦となると
タイプ的に少し甘さが出そうな雰囲気。
イメージ的には1400mで持続力を活かした方が良さそうに思える。

△ヘニーハウンド
ファルコンSではパフォーマンス的にかなり高い内容を示しているが、ここの
ハイペースで引っ張られて、好位の馬もしっかり踏ん張る(と思われる)中で
しっかり浮上できるかは未知数。
何かを期待するのはここを見てから…という感覚。





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