2011年7月17日日曜日

アイビスSD展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010(ケイティラブ:0.53.9 32.4) 良
11.6-9.9-10.3-10.1-12.0(31.8-32.4)

2009(カノヤザクラ:0.56.2 34.0) 重
11.9-10.2-11.0-10.3-12.8(33.1-34.1)

2008(カノヤザクラ:0.54.2 32.2) 良
11.8-9.9-10.4-10.5-11.6(32.1-32.5)

2007(サンアディユ:0.55.1 32.9) 重
11.9-9.9-10.7-10.5-12.1(32.5-33.3)

2006(サチノスイーティー:0.55.7 33.7) 良
11.8-10.2-10.8-10.3-12.6(32.8-33.7)

2005(テイエムチュラサン:0.54.0 32.3) 良
11.7-10.0-10.7-10.2-11.4(32.4-32.3)

2004(カルストンライトオ:0.53.9 31.9) 良
11.9-10.1-10.2-10.5-11.2(32.2-31.9)

2003(イルバチオ:0.54.2 31.6) 良
11.8-10.0-10.4-10.0-12.0(32.2-32.4)

2002(カルストンライトオ:0.53.7 31.9) 良
12.0-9.8-10.2-9.6-12.1(32.0-31.9)

2001(メジロダーリング:0.53.9 31.7) 良
12.0-10.0-10.3-9.8-11.8(32.3-31.9)


過去10年の平均ラップタイム
11.84-10.00-10.50-10.18-11.96
0.54.48(32.34-32.64)




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、この距離だけにスタートから一気に加速して2F目で
そのスピードが頂点に達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、再度加速して
ラスト1Fで落ちるという展開で、全体としては前後半イーブンに近い形。

とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることが
まずは重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負という
よりも、どれだけトップスピードを維持できるかという戦いになり、高い
持続力(筋持久力)を備えていることが必要となる。

脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならない
レースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の
高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち、上がりの性能が高い
差し馬が狙いになりそう。


好走する条件
・トップスピードの持続力があること


予想

◎エーブダッチマン
前走は馬場の速さはあったとは言え、前半ある程度速いペースで進め、上がりも
まずまずまとめた形で、内容的にはここへのつながりは十分感じられる。
そこで逃げて3着のシャウトラインとの比較からも、単純にスピードの問題も
なさそうだし、ここは期待してみたい。

○エーシンヴァーゴウ
前走は前半から脚を使いながら、上がりもしっかり速いタイムでまとめたという
強い内容で、当然ここへ直接的につながってもおかしくない。
普通に勝たれても頷けるが、今回は相手の方に期待してみた…というだけ。

▲シャウトライン
ルミエールSでは最後少し甘くなった印象もあるが、先に仕掛けた分というのも
あるし、どちらにしてもパフォーマンス的には十分高い内容を示している。
あとは最後の部分をどれだけ粘れるか…といったところ。

注サアドウゾ
同舞台での2連勝は、前半控える形から速い上がりを使った内容だが、特に前走
くらいの極端な決め手を使えるというのなら、今回も前半しっかり溜めるような
騎乗をすれば、浮上してくる可能性は十分ありそう。

△ストロングポイント
前走は前半は少し抑えた形だったが、終いはしっかり伸び切っているし、展開が
向けば浮上してきても良さそう。
ただしこれ以上の評価にするだけの強調点は正直感じない…。

△ヘッドライナー
基本的に持続力を活かしたいタイプなので、適性的にはこなせていいはずだが、
58kgの斤量を背負って、普段はあまり体験しない10秒台前半を刻み続ける展開を
こなせるかどうかは結局未知数…。

△ジェイケイセラヴィ
持続力があって、昨年は好走できているように、適性は当然高いはずだが、少し
間隔が空いた状態だったとは言え、前走の内容は少し物足りない印象。
正直今年は強くは推しづらい。





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