2011年7月24日日曜日

函館記念展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.3-11.0-11.2-11.5-11.8-12.1-12.6-12.4-11.4-12.2
2009 12.4-11.6-12.1-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.5-12.3(札幌開催)
2008 12.2-11.2-11.4-12.1-12.1-12.4-12.0-12.1-12.1-12.7
2007 12.6-11.8-12.7-13.0-12.9-11.9-12.0-11.9-11.7-12.3
2006 12.6-11.3-11.6-12.4-12.6-12.8-12.4-13.0-13.0-13.4
2005 12.8-11.2-11.8-12.4-12.5-12.2-12.1-11.9-11.8-12.0
2004 12.3-11.2-11.7-12.1-12.1-12.1-12.3-12.4-12.2-12.2
2003 12.6-11.4-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0-11.8-11.9-12.2
2002 12.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.8-12.7-12.7-12.8-12.5
2001 12.7-10.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.5-12.5-12.4

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
12.52-11.30-11.83-12.22-12.31-12.32-12.31-12.30-12.16-12.43
2.01.71




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半はミドル~やや速いくらいのペースで、
その後は淀みなく流れて、道中~上がりで一定に近いスピードを維持する形。

このレースは、前半がそこまでハイペースという訳ではないが、向こう正面の
上り坂というコース形状もあって、道中がラップの見た目以上の水準で流れて
なかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れというよりも持久力
&持続力が重視される。

またペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という展開さえも
あり得て、つまり他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。
したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテない
タイプを中心に考えたい。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎マイネルスターリー
とにかく持久力&持続力勝負ならこの馬…というイメージだが、実際に前走も
約半年の間隔とか関係なしに、速い脚が問われない舞台ならやはり強いという
ところを見せているし、ここはどうしても外せない雰囲気が漂う。
人気だが素直に期待したい。

○キングトップガン
目黒記念は51kgという軽斤量を活かして勝利した訳だが、レースの展開自体は
かなり厳しいものだったので、十分な持久力を示したと言えそう。
今回は小回りで、後ろの馬も早めに仕掛けてくる展開が予想されて、ポジション
的には少し厳しくなるかもしれないが、それでも適性面から考えればこの舞台
ならもう1度活躍を期待してみたくなる。

▲ダンスインザモア
道中~上がりの持続力を活かしたいタイプで、前半引っ張られる形からその後が
一本調子で流れるような展開なら、浮上するイメージは十分描ける。
そろそろ忘れられてきた頃合でもあるし、ここは狙い目に思える。

注マヤノライジン
速い脚は基本的にないので、北の大地で、展開的にもある程度締まった形になる
この舞台というのは、とりあえずこの馬を拾える条件に当てはまる。
展開&位置取り次第では残る可能性もあっていいはず。

△コロンバスサークル
小回りの締まった展開…というイメージとは基本的に少し違うが、持久力という
意味では一定のものを示している馬だし、絶対的なスピードが問われる訳では
ない北海道の馬場であれば、浮上の可能性もありそう。斤量的にも魅力。

△ミッキーペトラ
前走は久々を快勝した訳だが、基本的に溜め→切れを活かしたいタイプなので、
他の馬も早仕掛けをしてきそうなここでは、適性的に多少のズレが生じそう。
上手く先手を取り、道中をスローに落とせれば…といったところ。





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