2012年11月4日日曜日

アルゼンチン共和国杯展望 2012


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2011 7.3-11.1-11.7-12.2-12.6-12.6-12.5-11.9-11.9-12.0-11.5-11.7-12.5
2010 7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4
2009 7.3-11.4-12.1-12.5-12.5-12.3-12.1-11.7-12.0-12.3-11.0-11.8-11.9
2008 7.3-11.3-11.4-11.9-12.2-12.0-12.1-12.3-12.2-12.0-11.6-12.3-12.2
2007 7.3-11.2-11.3-11.6-12.4-12.1-12.3-12.7-12.6-12.2-11.5-11.4-12.3
2006 7.1-10.7-10.7-12.1-12.0-12.3-12.5-12.9-12.4-12.6-11.8-11.8-12.1
2005 7.2-11.4-11.7-12.8-12.5-12.3-12.5-12.5-12.2-11.9-11.7-11.4-12.3
2004 7.7-11.5-12.0-12.3-13.4-13.2-12.8-12.6-12.0-12.0-11.3-11.3-11.7
2003 7.4-11.4-11.7-12.5-12.4-12.5-12.1-12.5-12.1-12.0-11.4-11.7-12.2

過去9年の平均ラップタイム
7.29-11.23-11.49-12.23-12.47-12.38-12.34-12.38-12.17-12.13-11.51-11.67-12.18
2.31.47




傾向(過去記事の転載)
過去の平均ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペースくらいで入り、
道中はこの距離だけに一応は落ち着くものの極端には緩まない展開で、3~4
コーナーで徐々にペースが上がりつつ、ラスト3Fで一気に加速して、直線は
右肩下がりの形になっている。

ここの特徴は、まずは道中の水準がある程度高いということで、追走で無駄な
脚を使わないためにも、やはり一定以上の持久力(有酸素運動能力)がなければ
好走は難しいと言えそう。

またこのコースなので、勝負所での加速についていけることももちろん重要には
なるのだが、終いの部分が少し落ちる形をしていることもあって、長い直線を
伸び切れる持続力を持っていることも重要になる。

つまりこのレースでは、厳しい展開によって地力で劣る馬が振るい落とされて、
ハンデ戦でもしっかり実力が反映されると考えておきたい。


好走の条件
・一定の持久力を備えていること
・勝負所での切れ&末脚の持続力が必要


予想

◎トウカイパラダイス
持久力という点ではなかなか高い物を常に感じさせる馬で、究極決め手で負けた
だけの前走は度外視できるし、距離延長するここでは本来の良さが出せるはず。
実際に同舞台の目黒記念でもまずまずの水準を示して好走しているし、それにも
関わらず全く人気しないというのであれば、ここは積極的に狙いたい感覚。

○ギュスターヴクライ
早めに仕掛けていく内容を度々示しているが、基本的にはジワジワと脚を使う形
よりも、純粋な持久力&決め手で勝負したいタイプで、とりあえず舞台が京都→
東京へ替わることはプラスに働くはず。
最後の最後伸び切れるか…というのはあるが、やはりここは勝ち負けの雰囲気。

▲オウケンブルースリ
持久力&持続力という方向でぶつかって行くと、若手にとっては相当に高い壁と
なる存在で、厳しい流れだった前走でも、改めてその地力の高さを示した。
前半がゆったりと流れても単なる上がり勝負にはならず、必ず道中の高い水準or
早仕掛けで淘汰されるここでは、当然上位争いはしてくるはず。

注ムスカテール
地の強さがあり、最後ブレずにしっかりと伸び切れるタイプで、ここの1頭ずつ
振り落とされていくような、サバイバル的な上がりの展開には対応できそう。
あとは純粋な持久力という点でどこまで通用するか…だが、かなり充実している
今なら、もう1段上のパフォーマンスを示す可能性はあっていいはず。

△オーシャンブルー
軸の強さを感じさせる馬で、前走のように(ここよりも)短い距離で、道中から
脚を使う形で持続力を示していたり、長い距離でしっかりと溜めを効かすことも
出来ていて、ここで好走する可能性は一応あっていいはず。
基本的には"試金石"的な見方をしたいが、注目はしておきたい。

☆ビートブラック
持久力は高いと思うが、走法的に道中で脚を使い過ぎるイメージの馬で、水準の
高いところだと、速い上がりが問われないフラットな形の方が好走しやすい。
そう考えると、一応しっかり加速するここに合っているとは言いづらい。

☆ルルーシュ
なぜ常にここまで大人気なのか不思議…な馬で、実際に崩れないし、見た目でも
地力を感じさせる部分はあるのだが、これと言った裏付けがないことも事実。
そもそもこの距離がそこまで合っているとは思えない…。やはり静観。

☆マイネルマーク
前走はかなり締まった展開を勝ち切っている訳だし、一定の地力は認めてもいい
だろうが、ここで即通用…というパフォーマンスだったとはさすがに思えない。
そこそこの着に浮上する可能性…までに止めたい。




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