2012年12月16日日曜日

朝日杯FS展望 2012


予想
とりあえず朝日杯は、この舞台でも、古馬のような一貫したラップを刻み続ける
フラットな展開というよりも、ハイペースからの溜め→切れというイメージ。
一定の地力を示していることと、勝負所~直線でしっかりした脚を使えることを
重視しておきたい。

結果的に、人気にキッチリと寄り沿った予想にはなったが、ローズキングダム→
エイシンアポロンで決まった2009年ととっても重なって見える今回は、これで
もう仕方ないのかも…。

◎コディーノ
ローズキングダムと被って見える。
ここ2走の内容は何の文句もなく、特に前走に関しては、前半部分でしっかりと
引っ張られつつも、最後の最後まで力強い脚を残していた。
厳密に言えば、スピード耐性という部分での裏付けは物足りないのだが、上回る
イメージは十分描けるタイプ。
これ程の大人気であれば疑って掛かるのも当然有力な選択肢になるが、枠も良い
ところに入ったことだし、負けるまでは信頼してもいいのでは。

○エーシントップ
エイシンアポロンととっても被る。
先輩と比べたら京王杯2歳Sは少し楽な流れではあったが、中京2歳Sでは相当
厳しい展開を押し切っている訳だし、むしろ速い上がりを使えたこと自体を収穫
だったと捉えたい。
最後迫り来る相手の脚を止めてみせる地力…というイメージからも、とりあえず
この(舞台と言うよりも)レースにはかなり合っていそう。

▲ラブリーデイ
脚元のクッションがかなり効くイメージから、瞬間的な加速がどうか…という
部分があり、勝負所でゴチャついて後手を踏む可能性はあるのだが、その特徴が
"持続力"という形でプラスに働けば、好位から粘り込む可能性は十分ありそう。
とりあえず前走からの距離延長で前進は期待できるし、内よりの枠にも入って、
終始ロスなく回れそうで、しっかりと注目はしておきたい存在。

注ロゴタイプ
デビューから徐々に距離延長していった格好の中、1800mの札幌2歳Sでも全く
パフォーマンスを落とさずに、結果的にも崩れなかったし、一定の地力は確実に
備えている馬。
前走も直線でしっかりとした脚を使って突き放して、レコード勝ちを収めている
訳だし、外枠は気になるものの、ここも上位浮上の可能性は考慮しておきたい。

△ゴットフリート
きんもくせい特別の内容で言えば、昨年同じように究極決め手を発揮して勝ち
切ったアルフレードよりも裏付けでは上…という扱い。
それでもスピード耐性という部分では、結局は未知数ということになるし、最後
伸び切れるイメージから耐えられる可能性もあるものの、2年連続でこの手の
タイプに勝ち切られる…というのでは、さすがにキツい…。

☆フラムドグロワール
見た目からは、かなりゆったり感のある馬だが、そのタイプが先行力を発揮して
いたり、短い距離をこなしているという点で、能力は高いのかも知れない。
それでも、舞台自体は経験しているとは言え、ここのスピードに対してはやはり
不安がありそうだし、感覚的には次戦以降で距離延長してから…のイメージ。

☆ネオウィズダム
前半速い流れを押し切る形で勝ち上がっているという部分で、一定の持久力は
備えている可能性はありそうだし、前走のイメージからも、脚の使い方的には
この舞台(特に4角~直線)に嵌りそうな雰囲気はある。
あとはスピード耐性という部分でどこまで頑張れるのか…。そこが問題。






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