2014年6月15日日曜日

エプソムC展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.7-10.8-11.6-11.8-12.0-12.1-12.0-11.2-11.5
2012 12.7-11.0-11.6-11.9-12.0-11.9-11.4-11.6-12.6
2011 12.6-11.1-11.7-12.2-12.0-12.4-11.6-11.4-12.3
2010 12.7-10.9-11.5-12.0-11.8-12.0-11.5-11.3-12.4
2009 12.6-10.8-11.4-11.9-12.2-11.9-11.3-11.2-12.2
2008 12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6
2007 12.7-11.1-11.7-12.8-12.4-11.8-11.4-11.3-13.1
2006 12.6-11.1-11.4-11.8-12.5-12.7-12.0-11.9-13.2
2005 13.1-11.2-11.3-11.7-11.9-12.3-11.1-11.7-12.3
2004 12.8-10.9-12.1-12.8-12.4-12.2-11.3-11.6-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.73-10.97-11.59-12.08-12.10-12.10-11.47-11.48-12.40
1.46.92




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中は
年によってバラついてはいるが、基本的には淀みのない展開になることが多く、
ラスト3Fで一気に加速して、終いだけ少し落ちる形。

このレースの特徴は、まずは前半(~道中)がある程度流れる…という部分で、
(勝ち負けを意識出来る範囲で追走した場合)レースを通して一定水準以上の
スピード領域に居続ける必要がある。

そして、その流れの中でも(このコースだけに)勝負所ではしっかり加速が入る
ため、適性的には切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になる。

したがって、単純に上がりのみの馬はもちろん、シブとく粘り通すだけの馬では
ここでは足りなくて、その手のタイプは上手くいっても2、3着までという考え
方をしておきたい。(可能性があるのはおそらく後者だけだが…)


好走する条件
・切れ&持続力があること


予想

◎ディサイファ
どんな展開でも崩れることがないので、底辺の高さは間違いのないところだし、
普段は終いを伸び切るという点に課題を持っている馬ではあるが、クラレントや
トーセンレーヴなど、ここはその手のタイプが勝ち切っている舞台。
重賞を勝つのであればこのタイミングという気はする。
土曜の競馬を見る限り、内の馬場もある程度復活しているし、ロスのない競馬を
すれば可能性は十分にありそう。期待したい。

○マジェスティハーツ
ハーツクライ産駒としては、ウインバリアシオン型というよりジャスタウェイ型
…というタイプだし、ややゆったりした流れからの決め手勝負だった前走の内容
だけならともかく、長久手特別などでスピード耐性も示していて、実力&適性は
ここでも普通に上位。当然頭まであっていい。
2番手評価にしたのは、単純に相手を推してみたい…というだけ。

▲タマモベストプレイ
明らかに2000m以上の馬ではないのにも関わらず、何故か長い所ばかりを目指す
ような良く分からないローテーションを歩んで来た訳だが、今回やっと適距離。
勝負所での切れ…という点で勝ち切れるかどうかは微妙だが、有馬記念で5着に
浮上出来るだけの地の強さを考えれば、当然ここは上位の存在だし、タイミング
的にもやはりここは推したくなる。

注シルクアーネスト
元々一定の地力は示している馬だし、前走は超スローなペースではあったが久々
ながらしっかり好走していて、とりあえず状態は良さそう。
タイプ的には、切れも持続力もあと1つの印象で、それなればこの舞台くらいが
嵌りそうだし、実際に2年前は極端に縦長の隊列で好位の馬が押し切ってしまう
…という少し特殊な展開で5着。今回普通の隊列ならば前進もあっていいはず。

△マイネルラクリマ
地力では当然上位の馬だし、京都金杯や香港で結果が出なかったからと言っても
さすがにここでスルーはできない。
元々持続力の方向に偏っているタイプなので、マイルのスピードに苦労している
現状では、切れという部分で勝ち切るところまでは考えづらいが、枠も良い所に
入ったし、好走の可能性は当然考えておきたい。

△フェスティヴタロー
前走は何故か好位に控える競馬をして、直線では何の味も出せずに終了…という
競馬だったが、前々走の、道中を極端に締めつけて後ろを完封した内容は強く、
どう考えてもそれが真骨頂。今回はさすがにハナに立つはず。
現状ではまだシルポートのレベルまでのパフォーマンスは示していないが、今回
ある程度粘り込めれば、後継者になる可能性もありそう。注目したい。






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