2014年6月21日土曜日

函館スプリントS展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.0-10.7-11.4-11.6-11.0-11.8 34.1-34.4
2012 12.1-10.8-11.4-11.9-11.4-11.8 34.3-35.1
2011 11.8-10.4-10.9-11.5-11.4-12.0 33.1-34.9
2010 12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1 33.1-35.1
2009 12.1-10.5-11.2-11.5-11.4-11.8 33.8-34.7 注:札幌開催
2008 11.7-10.2-10.9-11.7-11.9-12.0 32.8-35.6
2007 12.0-10.4-11.4-11.7-11.2-12.2 33.8-35.1
2006 12.2-10.7-11.2-11.6-11.8-11.6 34.1-35.0
2005 12.2-10.4-11.0-11.5-11.6-12.3 33.6-35.4
2004 11.8-10.6-11.3-11.8-11.5-12.4 33.7-35.7

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
11.98-10.49-11.16-11.66-11.47-12.02
1.08.77 33.62-35.14




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、勝負所では一応加速する
場面はあるものの、前傾度が非常に高い展開となっている。

ここの特徴はやはり前半の速さで、コース形状的には前半が上り坂になっている
にも関わらず、直線の短さが意識されるからか、どうしてもペースが上がって、
(額面以上に)かなり厳しい流れになっている。

この展開なので、脚質的にはまずは差し馬の浮上を考えたくなるのだが、過去の
結果を見ると、内容的に前傾のパフォーマンスで好位から押し切る形での勝利が
目立っている。

つまりここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いをしっかり耐え切る
というような、持久力に優れたタイプが中心になると見ておきたい。


好走する条件
・持久力があること


予想

◎ストレイトガール
ヴィクトリアマイルまで対応出来たように、上がりでしっかり脚を使う形の方が
本来の姿なのかも知れないが、ハイペース戦でもしっかりと浮上は出来ていて、
これはもう単純に地力で上…という扱い。
前からしっかり押し切れる馬がいる今回、万が一外枠を引いていたら差し損ねる
可能性もあったが、この枠で岩田Jならば何も問題ない。
しっかり捌いて勝ち切れていいはず。

○フォーエバーマーク
パワー&持久力という部分で単純にここの馬場&展開には合っているし、今回は
叩き2走目で前進が期待できて、まずまずの枠も確保した。
人気の面でも、セイコーライコウと比べれば、休み明けの状態で相対的に斤量を
背負った前走からの逆転は十分考えられる場面で、この程度に落ち着くのならば
感覚的には当然推してみたくなる。

▲スマートオリオン
あまり変化をつけられるタイプではない分、中京ではさすがに良さが出なかった
印象だが、中山でのハイペースから粘る形で地力はしっかりと示していて、この
舞台にはかなり合っていそうなイメージ。
土曜の函館日刊スポーツ杯での騎乗を見ると、この乗り替わりがどうか…という
懸念もあるのだが、とりあえずいつも通りの競馬であれば残るはず。

注ハノハノ
昨年はここでは10着だったが、その時は例年以上に速い馬場で外枠発走。結果も
頭からコンマ3秒というものだったので、とりあえずは度外視できる。
実際に前々走ではハイペースを好位からしっかりと粘っていて、地力勝負自体は
問題ないはずだし、内枠を引いた今回、好位をロスなく進められれば、ある程度
残る可能性はありそう。注目したい。

△クリスマス
函館2歳Sのハイペース戦で強い勝ち方をした舞台なので、ここには当然合って
いるし、末に賭けた内容の阪神JFでもしっかりと浮上したりして、これまでに
適性の幅は示した訳だが、本職はやはりこの距離…なはず。
オークス直後にいきなりここのペースに対応できるのか微妙だが、斤量も軽く、
当然注目はしておきたい存在。

△セイコーライコウ
体がしっかりしていて、ブレないイメージがあり、この相手でも崩れる雰囲気は
ないのだが、タイプ的にはハイペースを"耐える"というよりも、程々のペースで
"止まらない"という方向。
したがって、ここでベストパフォーマンスを示そうとすれば、多少控える格好に
するしかないのだが、それだと間に合うかどうか…。掲示板前後の雰囲気。






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