2017年1月28日土曜日

シルクロードS展望(ラップ傾向&予想)2017


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2016 12.0-10.9-10.8-11.1-11.4-11.7 33.7-34.2
2015 11.9-10.9-11.1-11.2-11.1-11.7 33.9-34.0
2014 12.2-11.0-10.9-10.8-11.0-11.5 34.1-33.3
2013 12.4-11.4-11.2-11.1-10.9-11.6 35.0-33.6
2012 12.0-11.0-11.1-11.0-11.3-11.9 34.1-34.2
2011 12.5-11.0-11.3-11.1-10.9-11.4 34.8-33.4
2010 12.2-11.1-11.1-11.2-11.0-11.5 34.4-33.7
2009 11.9-10.8-10.9-11.0-11.7-12.2 33.6-34.9
2008 12.3-10.6-10.8-11.2-11.9-12.3 33.7-35.4
2007 12.0-10.7-10.8-10.7-11.2-12.4 33.5-34.3

過去10年の平均ラップタイム
12.14-10.94-11.00-11.04-11.24-11.82
1.08.18 34.08-34.10




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半は極端に速くはならないものの、4F目までなかなか
スピードが落ちずに速いラップを刻んで、そのまま勝負所に突入→最後だけ少し
落ちる形。

ここではスタート直後がそれほど速くならず、前後半イーブンに近い流れになる
ので、単純に上がりの性能が問われるレース…とも思えるのだが、3コーナーの
下り坂の影響を受けてペースの落ち着く場面がないため、一定以上のスピードに
"居続ける"ための持続力が、強く問われることになる。

脚質的には、先行&差しだけではなく、(この時期の馬場なので)前半を完全に
受け流して決め手に欠ける馬まで十分届く可能性もあるが、それを考える前に、
(地力はもちろんだが)京都向きの持続力という、適性面の裏付けだけはやはり
取っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎セカンドテーブル
この舞台では常に好走していて、当然適性的には合っているし、昨年ここで4着
した時に示した持続力と、(昨年の)淀短距離SやオパールSで示した決め手を
合わせて考えれば、実力的にも普通に上位に扱える。
ある程度展開が厳しくなっても対応できる…という点でも信頼はしやすいタイプ
だし、人気がこの程度に落ち着くのであれば、ここはしっかりと推したい。

○ラインスピリット
同舞台では、オパールSでなかなかの持続力を発揮して、前走でしっかりとした
決め手を発揮していて、とりあえずここへの裏付けは十分に取れている。
今回は前走の58kgから斤量も2kg軽くなるし、コース替わりのタイミングでの
最内枠確保と、条件面での前進もある。
展開が厳しくなった場合の不安は少しあるが、かなり面白い存在に思える。

▲ブランボヌール
前走に関しては、好発の馬が上位を占めた中で自身はスタートが微妙だったし、
直線でも狭い所に無理には突っ込まず→結局前が壁になって、最後はしっかりと
追えていない内容だったので、とりあえずは度外視できる。
元々は一応マイルまでこなしていた馬なので、持続力(&決め手)という点でも
特に問題にならないだろうし、ここは巻き返しに期待したいところ。

注ソルヴェイグ
昨年のスプリンターズSは、ここに近いようなフラットな展開になったので、
全くこなせない…ということはないだろうし、扱いとしてはやはり上位。
ただしこの舞台に対しては、後半の脚がもう少しだけあれば…という印象には
なるため、勝ち切れるかどうか?で言えば微妙。
上位には粘り込みつつも、最後あと一つ足りない…という想定。

△ダンスディレクター
昨年ここを勝ち切って、厳しい展開の中でしっかりとした決め手を発揮したその
時のパフォーマンスで言えば、普通に上という存在。
問題は今回も同じレベルの内容を示せるのか?という部分だが、阪神Cの(昨年
⇔一昨年の)比較で言えば少し落ちている扱いにはなるため、感覚的にここは、
勝ち切るというよりも上位の一角という見方をしたい。

☆セイウンコウセイ
同舞台の前走では、一定の持続力を発揮して勝ち切っていて、適性的には当然
こなせるだろうし、とりあえず好走の可能性は普通にある。
ただし、レース自体の水準としてはもう1つ…という印象ではあるため、地力の
面でこのメンバー相手にどこまで?というのが正直ある。
それである程度人気するのであれば、感覚的に一歩引いた見方をしたくなる。

☆ネロ
5Fでは後半の脚が使えるが、6Fではハッキリと"粘り"の方に寄ったタイプで、
それが(道悪で)ハイペースになった前走や京洛Sでの完勝に表れている。
したがって、ある程度後半の脚が問われるここでは、適性的に微妙な印象。
もちろん(フラットな展開の)スプリンターズSでもそれなりには出来ている
のでさすがにスルーはできないが、タイミング的にここは下げる場面…なはず。

×アースソニック
(形的にはしっかりとした決め手を使った)昨年のここでのパフォーマンスは、
(その2走前の)京阪杯と実質的にほぼ同じ水準だったにも関わらず、着順は
11着と3着という対照的なものだった。
要は上がりの脚だけではここでは難しい。(結局はメンバー水準の差)
今年も一応G1好走メンバーがいるので、浮上し切れない可能性が高いはず。





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