2017年1月31日火曜日

根岸S回顧(ラップ分析)2017


レース総括
■平均的な流れから→フラットな展開
■高い持続力が問われた


根岸S結果
カフジテイク1.23.0 34.5 14-15
ベストウォーリア1.23.2 35.6 06-06
エイシンバッケン1.23.6 34.9 15-16
キングズガード1.23.6 35.2 15-14
ニシケンモノノフ1.23.7 36.2 03-05

天候:曇 ダート:良
上り4F:48.0 3F:36.1
前半3F:35.0
12.2-11.0-11.8-11.9-11.9-12.0-12.2




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半は一応平均的な流れで、道中がある程度締まった
展開になり、そのまま最後までジワジワと減速しつつも、フラットに近い形。

今回の特徴は、道中が全く淀みなく流れた…という部分で、レース全体として
なかなか溜めづらい展開になったため、適性的にはやはり持続力が必要だった。

脚質的には、(前半だけでもしっかりと溜められた)追い込み→先行という印象
だが、息の入りにくい流れの中で(位置取り的にどうしても1テンポ早い仕掛け
になる)中団の馬には少し厳しかった雰囲気ではある。

フェブラリーSに向けては、近年は少し緩急がつきやすくなっている印象がある
ため、今回の展開で単純に粘ったor浮上しただけでは適性的に少し対応できない
可能性もあり、やはり直線で"鋭い脚"を見せかどうか?が重要になりそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

カフジテイク
中団&好位の馬がしっかりとした脚を残せない展開ではあったので、はまった
部分があることは否めない。
それでも最後の一瞬で片を付けてしまう決め手はやはり凄いものがあったし、
フェブラリーSで何も出来ないということは、とりあえずなさそう。
あとは近年の道中で少し溜めが入る傾向…という点で、止まらない前をまとめて
交わせるかどうか?といったところ。

ベストウォーリア
中団の前から進めて(差されはしたが)直線でしっかりした脚を見せての好走。
今回同じような位置取りだった馬が厳しい結果に終わっている中で、展開的には
逆境の立場だったはずだし、重い斤量を背負っていたことを合わせて考えれば、
これは強い競馬だったと言って良さそう。
タイプ的に東京ダ1600mがピッタリという馬ではないが、この2年は溜めが入る
展開にも対応しているし、今年も当然好走が期待できそうな雰囲気。

エイシンバッケン
カフジテイクと同様に、展開に対する位置取り的に、はまった部分はある。
それでも、馬群の中を進んだ直線では、進路がなくしばらくの間追えない状態
だったし、最後にかなり狭い所を割ってからは鋭い脚を見せて→ゴール後は先頭
まで突き抜ける勢いだった。
カフジテイクの陰には隠れているが、実質的にそれに匹敵するかも知れない脚を
使った印象で、これは先が楽しみ。(特に馬場が湿った状態で怖そう)



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