2017年2月11日土曜日

共同通信杯展望(ラップ傾向&予想)2017


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2016 12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3
2015 12.7-11.1-11.4-12.2-12.6-12.6-11.8-11.0-11.7
2014 13.0-11.6-12.1-12.6-12.9-12.5-10.9-10.9-11.6
2013 13.0-11.2-11.8-12.1-12.1-11.8-11.3-11.2-11.5
2012 12.9-11.9-12.5-12.8-12.5-12.1-10.9-11.0-11.7
2011 13.1-11.5-12.2-12.4-12.4-12.5-11.3-11.1-12.0
2010 12.8-11.1-12.3-12.8-12.6-12.4-11.7-11.2-11.3
2009 12.4-11.5-11.7-12.2-12.6-12.0-11.6-11.6-11.7
2008 12.5-10.6-10.8-11.9-12.7-13.0-12.2-11.5-12.4
2007 13.1-11.4-11.4-11.7-12.5-12.9-11.7-11.2-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.82-11.32-11.80-12.28-12.50-12.36-11.49-11.25-11.80
1.47.62




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペースくらいで流れ、道中は一旦しっかり
緩んで、ラスト3Fから一気に加速する形の上がり勝負。

以前のこのレースは、向こう正面の長さから展開が緩むまでに少し時間が掛かる
という格好で、前半~道中である程度引っ張られる形が多かったのだが、近年は
ペースがかなり落ち着いて、純粋に上がりの性能が問われる戦いになっている。
(もちろん道中で無駄脚使わないという意味で、一定の持久力を備えていた方が
有利と言えば有利)

また上がりの部分では最後までラップがあまり落ちないので、3Fしっかりと速い
スピードを刻む必要があって、勝負所での切れに加えて末脚の持続力を持って
いることも重要になる。


好走する条件
・切れ&末の持続力が必要


予想

◎エアウィンザー
前走では、負けはしたが道中~上がりでかなり高いパフォーマンスを示して
いるし、新馬戦でも、ムーヴザワールドの驚異的な持続力に屈したが、高い
レベルの競馬が出来ている。
今回の(上位評価にした)相手は正直不器用なタイプが多く、"切れ"という
1点ではこの馬に分がありそうだし、この先の、より高い持久力&持続力が
問われる舞台ではともかく、今回は普通に推せる。

○ムーヴザワールド
経験した2戦では、ともにレベルの高い内容を示していて、地力では普通に
信頼できて、好走はおそらく間違いない。
ただし、その2戦ともに勝負所で明確に相手に後れを取っているように、
瞬間的な加速という部分には大きな課題があるタイプ。
展開が厳しくなるか、戸崎Jがかなり強気な競馬をすれば克服できるのかも
知れないが、本命は相手に譲りたい。

▲スワーヴリチャード
前走では、道中をある程度高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を
発揮していて、当然地力では上位扱い。
したがって好走は普通に出来るだろうが、この馬の場合、少し不器用そうに
見える点や、ゆったりとした馬体&走法などから、ここでも距離が幾分短い
…という印象を受けて、勝ち切れるかどうか?は微妙。
あくまで上位の一角という位置付け。

注チャロネグロ
前走は、道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめる
形での勝利で、展開的にもなかなかの持続力を発揮した格好。
新馬戦の内容から、切れという点では正直微妙なところがあるし、東京に
舞台が替わるのはプラスとは言えないが、単純なパフォーマンス比較では、
普通にこの位置にはなる。
それなりに引っ張られる展開になった場合の、"一角崩し"はあり得るはず。




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