2017年2月10日金曜日

クイーンC展望(ラップ傾向&予想)2017


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2016 12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9
2015 12.4-11.2-11.5-11.8-12.0-11.4-11.5-12.2
2014 12.5-11.5-12.0-12.5-12.5-11.3-11.5-11.9
2013 12.6-11.4-12.0-12.3-12.0-11.2-11.1-12.0
2012 12.6-11.6-12.4-13.1-13.0-11.5-11.0-11.4
2011 12.3-11.1-11.7-12.3-12.8-11.7-11.2-12.3
2010 12.4-11.0-11.6-12.1-12.1-11.7-11.4-12.1
2009 12.6-11.1-12.2-12.5-12.4-11.4-11.5-12.0
2008 12.6-11.0-11.7-12.3-12.6-11.4-11.7-12.2
2007 12.5-11.0-11.6-12.0-12.3-11.4-12.0-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.48-11.17-11.80-12.26-12.34-11.42-11.45-11.97
1.34.89




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一旦緩んで
から、ラスト3Fで一気に加速して、ラスト1Fだけ少し落ちる…という形。

ここの特徴は、前半のペースによらず、コーナー部分が確実に落ち着いた流れに
なるために、展開にしっかりとメリハリがつく…ということで、当然勝負所での
切れがまずは必要になる。

また、年によっても違うが、前半である程度引っ張られる形になることも多く、
追走で無駄脚を使わない程度の持久力はやはり欲しくて、道中楽に進めて直線で
しっかり決め手を発揮する…という、純粋な性能勝負のイメージ。


好走する条件
・勝負所での切れが必要
・一定の持久力は欲しい


予想

◎アエロリット
前走は、前半~道中が極端に速い流れになって、それを番手で受けて立つ格好
から→最後までしっかりと粘り込んだ相当に強い内容。
当然地力ではここでは普通に上くらいに扱ってもいいはずだし、タイプ的にも
フットワークのいい馬なので、東京に替わることも特に問題にはならないはず。
相手もなかなかのメンバーが揃ったが、とりあえず信頼はしやすい存在。

○フローレスマジック
前走では、ゆったりとした展開の中で直線しっかりとした決め手を発揮して、
とりあえず性能面ではここでは上というくらいの存在。
道中の部分での裏付けが今のところ十分ではなくて、評価としては2番手に
止めるが、負荷の掛かる馬場だった前々走で(データには表れないものの)
地の強さは見せているし、可能性としては突き抜けるところまで考えたい。

▲レーヌミノル
前走は、前半から引っ張られてしっかりと持久力が問われたレースで、それを
ある程度好位から直線(鋭さはないものの)良く粘った…という内容。
そのパフォーマンスを考えればここでは当然上位に扱える。
タイプ的にマイルではどこかで限界を示しそうな気はするが、今の段階では
とりあえずまだ大丈夫なはず。

注アドマイヤミヤビ
前々走は、道中それなりの水準で進めて→最後しっかり伸び切る形での勝利。
走法&レース振りから、なかなかの器…という印象を受けた。
タイプ的に、前半のスピード&瞬間的な加速…という点に課題がありそうで、
正直マイルに戻るのはどうか?とも思うが、どうしてもこれは気になる。
仮にここで負けたとしても、オークスやそれ以降に向けても面白そうな存在。

△トーホウアイレス
前走は、ただでさえ上がりの速い展開で、後方から進めつつ→直線でも進路を
見出すのにモタついた格好で、最後もあまり本気では追っていない。度外視。
それを除けば、前々走では、(位置取り的な恵まれはあったが)道中で相当に
脚を使う内容でアエロリットに勝っているし、地力では上位扱いでいいはず。

△モリトシラユリ
前走は、相当に厳しい展開になったので、位置取り的には恵まれた格好には
なるのだが、自身のパフォーマンスとしては十分に高いものを示している。
決め手という点では、正直この舞台では分が悪くなりそうだが、それなりに
引っ張られる展開になれば、地力で自然と浮上はしてきそう。

△スズカゼ
前々走では、道中~勝負所で(データ的に)かなり強気な競馬をして→直線は
厳しくなったが、前走では(それなりの水準の中で)キッチリと巻き返した。
この舞台へ向けては、決め手の部分で正直物足りない部分もあるが、この馬の
水準でも実際そんなに弱くない。要は世代の頂点レベルが相当に高いだけ。

△ディヴァインハイツ
新馬戦は、道中をまずまずの水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた
内容で、最後も一応余力を感じた。
前半のスピードという点ではまだ裏付けがないので、正直ここは好走も凡走も
どちらも普通にあり得るが、上積み込みで注目はしておきたい。




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