2018年1月20日土曜日

東海S展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 13.0-11.5-13.6-13.1-12.5-12.4-12.4-12.0-12.7
2016 12.9-11.7-13.2-12.8-12.3-12.2-12.6-11.7-12.5
2015 12.9-11.0-12.8-12.2-12.3-12.2-12.3-12.0-13.2
2014 12.6-11.2-12.4-12.1-12.1-12.1-12.7-12.2-13.0
2013 12.6-11.0-12.4-12.2-12.2-12.4-13.0-12.5-12.7

過去5年の平均ラップタイム
12.80-11.28-12.88-12.48-12.28-12.26-12.60-12.08-12.82
1.51.48




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中はかなり締まった展開に
なり、4コーナーで一旦溜めつつ→~直線で加速して、最後は一応しっかりと
落ち込む形。

ここの特徴は、まずはやはり道中の厳しさで、当然高い水準の持久力が問われる
ことになり、過去のレースでも、G1(好走)級の馬が普通に勝ち負け…という
結果が多くなっている。

また勝負所では、キツい4コーナーによって一旦減速しやすい構造になっている
ことから、単純に道中~上がりで持続すればいい…という訳ではなく、再加速の
ために、上り坂の区間である程度しっかりと脚を使う必要がある。
そのことが余計に(一定以上の切れを併せ持つ)G1馬に向くのかも知れない。


好走の条件
・高い持久力&持続力を備えていること
・(切れがあること)



予想


◎テイエムジンソク
まず地力では、みやこSのハイパフォーマンスを1つ考えれば断トツの扱い。
そして上がりの脚という点でも、前走は、展開的に恵まれた立場ながら最後
差された格好だが、結局しっかりと勝ち負けは出来ていて、溜めれば一定水準
以上ではまとめられる…ということを示した。
ゴールドドリームのようなタイプに一瞬の切れで負ける…ということは、展開
次第ではこの先も起こり得るだろうが、前走で一応の線引きは出来た訳だし、
(想像以上に高い所にボーダーがあった)
今回、より高い地力が問われる展開になれば前進することは確実。信頼。

○ディアデルレイ
マーチSでは、道中が締まった展開の中で、積極的に攻めた内容から→粘りを
見せて、高い地力を示しているし、元々は東京のマイルで(溜め→)切れを
発揮しているタイプ。両者の合わせ技でこの舞台も普通にこなせて良さそう。
この2走に関しては、パフォーマンス的には特筆する程ではないが、連続で
完勝している点から、状態の良さは認めていいだろうし、当然人気にはなる
だろうが、ここは素直に高い評価にしておきたい。

▲タガノエスプレッソ
平安Sでは、道中で極端に脚を使う形から浮上して、勝ち馬とは差があった
ものの、2着のクリソライトからはコンマ2秒差の6着。
周りも強かったし、内容的に、一定の持久力は十分に認められる。
テイエムジンソクのハイレベルなレースの中で浮上した経験もあるし、この
舞台で、道中が締まった展開になっても対応は十分出来て良さそう。
叩き2走目で状態の上積みも見込める。ここは注目してみたい。

注ローズプリンスダム
前走は、結局浮上し切れずには終わっているものの、自身としてはしっかりと
上がりをまとめられている内容で、特に悪くはない。
この馬は、元々レパードSや鳳雛Sで見せたように、最後惰性がしっかり効く
タイプで(おそらくシンボリクリスエス由来)、前走とは違って今回、道中が
ある程度締まった展開になれば、坂上で浮上する可能性は考えられる。
枠も16番から→1番に替わり、勝負所までじっくり…という競馬なら。

△シャイニービーム
前走は、道中がある程度締まった形で、基本的には差し馬に向いた展開の中、
一応好位から粘り込んだ内容。一定の地力を示した。
東京の長丁場の厳しい展開でも崩れていないし、体力勝負という方向性なら、
とりあえずここでも好走は出来ても良さそう。
上がりの脚は基本なくて、勝ち負けを意識したレベルで直線主張できるか?は
微妙だが、圏内に残る可能性は一応考えたい。

☆ドラゴンバローズ
シリウスSでは、厳しい展開の中で、番手からしっかりと攻めた内容で粘って
いて、地力はしっかりと示している。
ただこの馬は、かなり"長さ"を感じさせるタイプで、距離が足りない…かも。
注目はしたいが、この手のゆったりしたタイプがいい舞台でもなく…、微妙。

☆モルトベーネ
昨年ここでは2着だが、さすがに前半が緩過ぎる。これはちょっと度外視。
持続力という点ではしっかりしたものを示しているタイプだが、経歴からは、
前半or道中で脚を使い過ぎると良くない…という印象も受け、単純に地力に
限界があるのかも。となると、本来この舞台はどうなんだろう?となる…。




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