2018年7月8日日曜日

プロキオンS展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム

2017 12.2-10.9-11.1-11.8-12.1-12.4-12.4 34.2-36.9
2016 12.2-10.7-11.2-11.3-11.8-12.0-12.9 34.1-36.7
2015 12.0-11.1-11.5-12.0-12.3-11.4-12.2 34.6-35.9
2014 12.2-11.0-11.5-11.8-12.0-11.8-12.3 34.7-36.1
2013 12.1-11.0-11.0-11.5-12.0-11.8-12.5 34.1-36.3
2012 12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.9-13.6 34.0-37.0

過去6年の平均ラップタイム
12.12-10.90-11.27-11.67-11.95-11.88-12.65
1.22.43 34.28-36.48




ラップ傾向

(過去記事の転載)

中京ダ1400mは、芝スタート&最初の長い直線によって前半が相当速くなって、
極端な前傾を示すことが多いコースで、このレースも例外ではない。

その超ハイペースになりやすい点により、度々1200mに強いタイプがスピード
(&粘り)で押し切ってしまうこともあるのだが、とにかくここは前半しっかり
引っ張られる展開での好走歴を重視したい。⇒当然持久力は必須。

あとは脚質によって、先行馬ならば(上記の通り)スピードと粘りに優れている
タイプを、差し馬ならば一定以上のペース耐性と(レースを通して)持続力を
発揮出来るタイプを選びたいところ。


好走する条件
・相当な持久力(&持続力)があること



予想


◎キングズガード
ここ2走は、負けはしているものの、周回コースで差し損ねただけ…という
部分はあるし、内容自体は特に悪くない。
フェブラリーS&根岸Sに関しても、前者は後方から道中で脚を使い過ぎた、
後者は伸びない内を通った…と、それぞれ敗因はハッキリしているし、得意の
この条件で巻き返す可能性は十分ありそう。
天保山Sでハイパフォーマンスを示した直後の昨年と比べれば、さすがに状態
面は劣るかも知れないが、かと言って他も推し切れないので。

○インカンテーション
フェブラリーSでは、(前半少し押しつつも)徐々に下げる形でハイペースを
上手く受け流し→最後もう1度浮上しての3着。鞍上の好騎乗による部分も
大きかったが、内容的に馬自身も高い持続力を示した格好。
1400mはダートでは初。中でもスプリント色の強いここの流れに本当に対応
出来るか?は未知数だが、前述G1の時のように厳しい前半を受け流し、平均
的に脚を使う形であれば、こなせる可能性はあっても良さそう。

▲ルグランフリソン
ポラリスSは、結果は5着ではあるが、レースレベルがかなり高く、自身の
パフォーマンスは(数字的には)キングズガードの天保山Sに近い内容。
(実際のところは、後半全く落としていない相手には劣る扱いだが)
とりあえずは、同じように厳しい展開が基本となるここに対しては、十分な
裏付けになっているし、地力で浮上する権利は普通に持っていそう。
人気も甘いし、ここはしっかり注目してみたい1頭。

注ウインムート
前走では、ハイペースをしっかりと押し切り。昨年のキングズガードとの比較
では、クラス1つ分くらい負けていて、それと同じような扱いにはさすがに
できないが、一定の地力は認めていいはず。
また同舞台の桶狭間Sでも、長い時間高い水準のラップを踏み続ける…という
形で、かなり強い内容を示していて、そのイメージからは、番手にこだわらず
少しだけ控える形であれば、ここの展開にもはまっていいかも。

△ドリームキラリ
ハイペースのコーラルSを逃げ粘った持久力と、(後半型の脚の使い方で押し
切った)前走で示した持続力を合わせて考えれば、ここの展開もとりあえずは
こなせて良さそう。
このレースでは、前後半をイーブンくらいでまとめる形での好走が多くて、
脚質的にその内容にはなりそうもないため、あまり強くは推せないが、この
鞍上なので、もしかしたら新味が出る可能性もあるかも。それ込みで。

△マテラスカイ
1400mでの裏付けがさすがに薄い。ドバイGSでもう少し出来ていればまた
違ったが、最後変化をつけられずになだれ込んだだけでは…微妙。
可能性としては、行き切って後ろを潰してしまうパターン。
その点、超ハイペースを押し切った頌春賞は1つの裏付けになるが、脚抜きの
いい馬場で、後ろも末を伸ばせるだろうし、実質的なペースはそこまで(他を
潰せる程には)上がらない可能性もあり、やはり少し難しさはあるかも…。

△ナムラミラクル
前走は、前半~道中がかなり厳しい展開を、番手からしっかり押し切り。
パフォーマンス的にも普通に高くなっているし、距離短縮にもつながっていい
と思える内容。
実際にこの距離での裏付けがある訳ではないので、それを持っている馬たち
よりも上に扱うことは当然できないが、可能性としては一応考えたい。


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