2018年7月14日土曜日

函館記念展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム

2017 12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2
2016 12.3-11.0-12.0-12.4-12.3-11.6-11.9-11.7-11.9-11.9
2015 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
2014 12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7
2013 12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1
2012 12.5-10.8-11.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.3-11.8-12.4
2011 12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1
2010 12.3-11.0-11.2-11.5-11.8-12.1-12.6-12.4-11.4-12.2
2009 12.4-11.6-12.1-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.5-12.3 札幌開催
2008 12.2-11.2-11.4-12.1-12.1-12.4-12.0-12.1-12.1-12.7

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
12.34-11.02-11.68-12.01-12.19-12.10-12.12-12.07-11.87-12.32
1.59.72




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半やや速いくらいの流れで、その後は基本的に
淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)道中~上がりは
フラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の
上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、
ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中で、なかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れ
というよりも持久力&持続力が重視される舞台だと言える。

そしてペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という展開さえも
あり得て、他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。
したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテない
タイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎ナイトオブナイツ
前走は、好ポジションから→勝負所もロスなく…という競馬をして、スローな
流れの中で勝ち切ったが、本来は引っ張られてこそ…という印象の馬。
実際に、恵山特別や難波Sなどの前半の速いレースでは、自身レースを通して
平均的に脚を使う形で、高いパフォーマンスを発揮していて、それらの内容は
ここの展開に十分つながって良さそう。
前走の好騎乗勝利で少し人気は上がってしまったが、ここは素直に推したい。

○エアアンセム
前々走のパフォーマンスはかなり高く、まずは地力で普通に上位に扱える。
タイプとしても、はっきりと持続力の方に寄っている馬で、後半耐える戦い
でも強く(シンボリクリスエスの血)、ここの展開はこなせていいはず。
前走、久しぶりの重賞出走で、条件が合わない中でも崩れなかったが、それ
でも人気的にはまだまだスルーされている状況。当然注目はしたくなる。

▲ナスノセイカン
昨年のAJCCでは、締まった展開の中で、かなり早い段階から脚を使いつつ
→(直線良い脚は使えないものの)6着に浮上。
その時同じような競馬&結果だったルミナスウォリアーは、昨年このレースを
制している訳だし、適性的にこなす可能性はあっても良さそう。
近走の内容も悪くないし、人気も全くしていない。⇒積極的な評価にしたい。

注ブラックバゴ
単純に、方向性としてハッキリこの手の舞台でこそ…というタイプ。
アンドロメダSや五稜郭Sの道中~上がりで示したパフォーマンスは高いし、
その内容は、ここに十分つながっていいはず。
半年の休み明けという部分で、状態面はやはり気になるが、(勝ち切るまでは
ともかく)浮上の可能性は当然考えておきたい。

△ブレスジャーニー
前走は、ほとんど直線勝負という展開の中で、コーナーで捲り気味に押し上げ
つつ→直線もしっかりで浮上していて、改めて性能の高さを示した形。
この舞台に対しては、正直"切れ過ぎる"印象にはなるのだが、後半が締まった
展開になったチャレンジCのパフォーマンスを考えれば、対応出来る可能性も
やはりあっても良さそう。相手には。

△ゴールドサーベラス
ダービー卿CTの、道中が極端に締まった展開でも一応浮上出来ているし、
前走も、直線で(主張はし切れないものの)ジワジワと浮上していて、一定の
地力は示している。
持続力の方に特化したタイプで、直長コースよりも<明らかにこの手の舞台で
こそ…だし、展開次第ではなかなか面白い存在になるかも。

△スズカデヴィアス
近走は、単純に充実しているし、地力ではやはり上位扱い。
ただしタイプ的には、展開が上がりに寄った方が意外と結果が出る馬。
昨年のハイペース七夕賞でも一応浮上はしているので、対応出来ないことは
ないとは思うが、ここの"耐える"戦いとは適性面で少しズレがあるのかも。
好走の可能性は当然考えておきたいが、ここはあくまで相手の1頭。

☆トリコロールブルー
ステイゴールド産駒ではあるが、なめらか~なタイプで、パワーや忍耐力を
問われる舞台より、シンプルに上がりの性能を問われる舞台の方がイメージは
合っている。
その点、北海道であれば、函館<札幌という気がしないでもない…。


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