2018年7月22日日曜日

中京記念展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム

2017 12.4-11.1-11.2-11.6-12.1-11.3-11.3-12.2
2016 12.3-11.4-11.8-11.7-11.8-11.2-11.5-11.9
2015 12.5-11.2-11.0-11.7-11.8-11.4-11.6-12.2
2014 12.5-11.2-11.8-12.2-12.4-11.7-12.2-13.1
2013 12.9-11.5-11.3-11.5-11.5-11.3-11.7-11.8
2012 12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9

過去6年の平均ラップタイム
12.50-11.27-11.47-11.73-11.95-11.43-11.62-12.35
1.34.32




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいから、道中は一旦は落ち着く
ものの極端には緩まない展開、その後勝負所で一気に加速して→上がりは右肩
下がりの形。

基本的にこのコースは、(平均ラップからも)前半がそれほど速くなるという訳
ではないが、最初の直線の長さによって4F目までなかなかスピードを落とさずに
流れるため、全体としての水準は高くなり、一定の持久力はやはり問われる。

そして、それほど溜められない道中から→直線の上り坂で力強い脚を使う必要が
ある…という部分で、適性的には、持続力と切れをバランス良く備えたタイプを
中心に考えたいところ。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・持続力(&切れ)があること



予想

土曜の競馬を見ると、内が荒れていて、馬群全体の重心が外にシフトした
レースが多かったが、外、外と見せかけて、意外と内…という印象は受けた。

これは、昨年と同じような傾向とも言えるのだが(昨年の方がより顕著)、
少なくとも(大外を回しての)大きな距離ロスを相殺できる程には、内も
悪くはないはず。

当然、コース選択の部分で鞍上の判断力が重要で、それを事前に想定するのは
難しいのだが、後ろの馬より、好位の馬の方が選択の自由度が高い訳なので、
中心には、ある程度好位から→持続力を発揮出来るタイプを据えたい。

◎ウインガニオン
安田記念は、大外枠発走から行き切って→かなり締まった展開を演出しつつも
崩れずに粘って7着。高い地力を示した。
京王杯SCでも締まった展開の中で粘りを見せているし、これはハッキリ復調
と考えて良さそう。
この舞台では、前半をもっとゆったりと入れるし、もう少し末を伸ばす競馬に
シフトすれば、連覇も十分考えられる。
前走の個人的なメモにも「夏はもらった!」との記載。その感覚を信じて。

○ロジクライ
大きくゆったりとした走りをして、惰性が効きそうなタイプ。中京は初だが、
単純に坂上の戦いまで持ち込めれば、かなり強いかも。
ここにつながりそうなパフォーマンスで言うと、坂上で二枚腰を発揮して→
直線の中ほどを堂々と押し切った、節分Sの内容には好感が持てる。
昨年、ウインガニオンがここで示した水準にはまだ届いていない扱いだが、
(節分Sよりも)斤量は軽くなっているし、可能性としては頭まで考えたい。

▲ワントゥワン
元々前を真っ直ぐ向いてからの"伸び"は相当なものを示していて、3歳以降は
常に安定してしっかりとした決め手を発揮出来ている。
とにかく、数年前までの中京記念であれば飛びつきたくなるような馬だが、
今は外をじっくり回して…では難しいので、内~中を捌くような競馬であれば
…といったところ。
その点、昨年イン突きの内容で結果を出したデムーロJというのは心強い。

注リライアブルエース
前走では、かなり締まった展開の中で、直線で少し窮屈な格好になりながらも
一応最後詰めてはいるし、一定の地力は認められる。
この舞台では常に好走している中で、特に豊川特別の道中~上がりで示した
パフォーマンスはなかなかのもので、坂上を全く落とさなかった内容は、この
レースに向けて1つの裏付けになりそう。
今回内枠を引いて、ロスのない競馬が期待できるし、注目はしておきたい。

△ブラックムーン
昨年ここで3着。その時は内を突いての浮上だったが、その週はデムーロJが
「内は悪くない」ということをしっかり把握していた雰囲気があって、鞍上の
判断力に依る部分も大きかった。
元々馬自身は、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮出来る、この舞台に
合っているタイプ。今年は内枠を引いて条件は整っているので、あとは幸Jが
どう判断するか?という問題。

☆フロンティア
経歴的にも、中京巧者という感じになっているが、坂を上るパワーと、ラスト
1Fの強さ(根性とかではなく、惰性力、持久力)を併せ持つダイワメジャー
産駒は、元々この舞台にピッタリはまる。
現状、地力の裏付けは薄く、単純に実力的にどこまで?といったところだが、
今回は枠も良い所に入ったし、可能性としては一応考えてみたい。

☆グレーターロンドン
地力では当然上位。しかし今は、大外枠発走から→外をぶん回す競馬で何とか
なる馬場とは言えない。(以前の中京記念とは違っている)
道中で内に潜って、(やり過ぎない範囲で)天皇賞秋のような競馬が出来れば
面白そうだが、それをするには前半を最後方近くから進めなければ難しいし、
好位の強い馬を捕え切れるか?は微妙になる。複勝圏内までと見たい。


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