2020年6月24日水曜日

函館スプリントステークス回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 前傾度がそれ程高くないスピードレース。
  • (一定の持久力&)持続力が問われた。

函館スプリントS結果

ダイアトニック1.07.5 33.9 02-02
ダイメイフジ1.07.8 34.4 01-01
ジョーマンデリン1.07.9 34.0 04-04
フィアーノロマーノ1.07.9 33.8 07-07
シヴァージ1.08.0 33.5 13-13

天候:晴 芝:良
上り4F:45.1 3F:34.1
前半3F:33.4
12.0-10.4-11.0-11.2-11.1-11.8




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は(馬場を考えれば)平均弱くらいの流れから、
後半もある程度速いスピードを保つ形。

今回の前後半3Fのタイム差はコンマ7秒で、前傾度はそこまで高くならず、全体
としてはフラットに近い展開。
遅いという訳ではないため一定の持久力は問われているが、適性的には持続力の
方に寄ったレースだった。

脚質的には、行き切った馬が残り、交わすだけの競馬をした馬が勝利。
この舞台らしいと言えばこの舞台らしい結果で、ペースも含め、後ろ&外からの
浮上は少し難しかったイメージ。

その点次戦以降に向けては、差し馬場になることも多いキーンランドCなどで、
(例えばシヴァージのような)最後に浮上してきた馬が前進する可能性は、当然
考えておきたいところではある。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ダイアトニック
内に速い馬がおらず、あっさりとインを取り切り、道中は行き切った馬を眺め
ながらじっくり→直線交わすだけ…という完璧な競馬での勝利。
それでも別定で58kgを背負い、(このレースとしては速くないとは言っても)
スプリントのスピードにしっかりと対応したことは大きな収穫だし、これでこの
路線で目途が立った…という扱いにはなりそう。
自在性があり、展開にもあまり依らずに力は出せそうだし、グランアレグリアが
来たら…とか、問題はその都度起こるにしろ、当然注目はしていきたい存在。



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