2020年6月3日水曜日

目黒記念回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 道中がかなり締まって、後半は完全にフラットな展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

目黒記念結果

キングオブコージ2.29.6 34.9 15-15-13-13
アイスバブル2.29.7 35.3 09-09-08-08
ステイフーリッシュ2.29.8 35.7 05-05-05-05
ノーブルマーズ2.30.1 35.9 06-05-05-05
ゴールドギア2.30.2 35.2 17-18-15-17
オセアグレイト2.30.2 36.0 06-07-07-05

天候:曇 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.9
7.4-11.1-11.4-12.3-12.0-11.7-11.8-12.0-12.0-12.0-12.0-11.8-12.1




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中がかなり締まった展開に
なって、そこからは(多少の加速は入るものの)ほぼフラットな形。

今回の特徴は、やはり道中の速さ。
この流れでも(縦長の隊列ではあるが)大逃げだった訳ではなく、しっかりと
厳しいラップを踏んで→いかに止まらないか?という戦いになった。
当然、適性的には高い持久力&持続力が問われた格好。

脚質的には、比較的流れに乗っていた馬~後方の馬まで…と、位置取りよりも
地力&適性が物を言った印象だが、12秒フラットにキッチリ収まるラップ構成。
少しでも動けばたちまち11秒台に突入してしまう訳で、ある程度ロスなく運ぶ
ことが重要になった。

この先に向けては、上位の力は信頼できるし、当然その活躍に期待したいが、
ターゲットとしてはやはり、持続的な脚の使い方になる舞台。具体的には中山
or阪神(内回り)or京都などを意識しておきたい感覚。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

キングオブコージ
後方でじっくりと進めて、ロスなく回しつつ、直線バラけた馬群の中を突いて
→しっかりと末を伸ばしての差し切り。
斤量面で恵まれていた部分はあったものの、これで裏付けはしっかりと取れた
扱いになるし、素直にその力は認めておきたい。
自在性があって、(ガリレオ的な)粘り強い脚が持ち味。方向性としては阪神
2200mでも問題なさそうだが、このまま休養に入るのであれば、秋、最終的に
中山2500mを目指して…ということになりそう。注目しておきたい。

ステイフーリッシュ
トップハンデ、他の上位と比べれば距離も走っている内容で、ある程度流れに
つき合いつつ→しっかりと粘り込んだ強い3着。
勝負所は(鞍上が少し待ったのかも知れないが)遅れ気味ながら、最後止まら
ない強みを見せて、1度交わされた馬たちを差し返している格好。
これぞ持続型といったところで、この方向性では1つの”格”を感じさせる。
2200mでは1度も馬券圏内を外したことがない馬。出走できないものか…。



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