2023年6月11日日曜日

安田記念回顧(ラップ分析)2023


まとめ
  • スタートで引っ張られつつ、一旦溜めて→上がりが速くなった展開。
  • 一定の持久力&切れ&末脚の持続力が問われた。

安田記念結果

ソングライン1.31.4 33.1 11-09
セリフォス1.31.6 33.6 04-05
シュネルマイスター1.31.6 32.8 15-15
ガイアフォース1.31.6 33.3 09-09
ジャックドール1.31.7 34.0 02-02

天候:曇 芝:良
上り4F:45.4 3F:33.8
前半4F:46.0
12.0-10.8-11.4-11.8-11.6-11.1-11.2-11.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートはある程度速い入り方をしたが、その分道中は一旦落ち着いた展開。そこから勝負所でしっかりと加速しつつ→最後までスピードを保つ形。

今回の場合、最初の2Fに関しては過去のこのレースの中でも上位に分類される速さになっていて、その部分で引っ張られたことで、やはり一定の持久力は必要になった。

そのことを前提として、後半に関しては、瞬間的なペースアップから→落とさないという形になっていて、適性的には、切れ&末脚の持続力が問われた。

脚質的には、レース全体のバランスで言えば後傾戦&積極的に進めていた馬もある程度残っているので、前後はイーブンに近いとは思うが、前の馬がスタートで脚を使っていた分、差し馬の決め手が少しだけ上回った…という印象。

この先に向けては、展開面で細かい上げ下げは必要になるかも知れないが、どこから進めても一応力は出せたと言えそうなレース。上位の実力をまずは認めつつ、それらの活躍に素直に期待しておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ソングライン
中団の外からじっくりと進めつつ、後半徐々に→直線でしっかりと脚を伸ばしての快勝。最後はこの馬らしい息の長い末脚を発揮していたし、改めて持続力を示した。
同舞台のG1はこれが3勝目となり、完全にスペシャリストの域に入ってきたが、今回のパフォーマンスはシンプルに高く、文句なし…という内容。適性面だけでなく、その実力をしっかりと認めておきたいところ。
秋に関しても、この馬にとっては阪神から→京都に戻ることはプラスに働きそうだし、当然注目はしておきたい。

セリフォス
内から→前を交わすだけ…という形でしっかりと抜けてきたが、前半部分で脚を使った分、最後は1つ伸び切れなかった…という印象。内容を考えれば十分に評価できるし、改めてその実力を示した。
まだ少し危うさがある中で、結果としては安定して力を見せられているし、完成した時にどこまで到達できるのか?という期待はある。とりあえず4歳秋を楽しみに待ちたい。



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