2023年11月4日土曜日

京王杯2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 落ち着いた流れから→後半しっかりと加速する展開。
  • 切れが問われる。
  • 予想◎コラソンビート

過去のラップタイム

2022 12.2-10.8-11.6-11.8-11.2-11.5-11.8 34.6-34.5
2021 12.5-10.9-11.7-12.1-11.0-11.3-11.8 35.1-34.1
2020 12.1-10.6-12.0-12.4-11.4-11.3-12.0 34.7-34.7
2019 12.4-11.1-11.4-11.8-11.3-11.3-11.5 34.9-34.1
2018 12.9-12.2-12.9-13.2-11.7-10.8-11.0 38.0-33.5
2017 12.6-11.4-12.0-12.1-11.2-11.1-11.5 36.0-33.8
2016 12.4-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.7 35.7-34.2
2015 12.8-11.4-12.3-12.6-11.4-10.8-11.3 36.5-33.5
2014 12.5-11.1-11.8-12.0-11.5-10.9-11.7 35.4-34.1
2013 12.8-11.8-12.1-12.1-11.5-11.0-11.8 36.7-34.3

過去10年の平均ラップタイム
12.52-11.27-11.97-12.21-11.35-11.12-11.61
1.22.05 35.76-34.08



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はこの距離としてはゆったりとしたスタートから、道中は4F目がしっかり緩む展開、その後はラスト3F~2Fにかけて大きく加速して、上がりの速い形となる。

前半のペースは多少変動することもあるが、ここではラスト3F~2Fの部分のラップのバラつきが小さくなっていて、とりあえずは(一旦落ち着いてからの→)加速勝負が想定できる。当然重要になるのは勝負所での"切れ"ということになる。

またラップの形としても、各馬がじっくり満を持して仕掛けるためか、ラスト2Fの区間が最も速い形になっていて、そのこととスローからの上がり勝負…という展開が重なることで、脚質的にはやはり好位の馬が優勢となる。

ただし前から進める馬でも、適性的に加速についていけなかったり、そもそも1400mのリズムに合わなかったりするようでは話にならないので、脚質よりもまずはその点を見極めておくことが先決とは言えそう。


好走の条件
・切れ(&最低限のスピード耐性)があること



予想


◎コラソンビート
前走・ダリア賞は、道中ある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。そこで示したパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
持続寄りの新潟7Fの裏付けだけだと不安な部分もあるが、この馬の場合は府中マイルで変化をつけて…という脚の使い方も出来ているし、ここは素直に期待しておきたい。

○ロジリオン
同舞台の前走は、道中まずまずのペースから→上がりをしっかりまとめての勝利。勝負所は余裕で取りついて→直線も満を持して…という内容で、後半はもっと伸びても良さそうだったし、ここで前進を示す可能性も十分にありそう。
人気も甘くなっているし、しっかりと注目しておきたい存在。

▲アグラード
同舞台の前走は、道中まずまずの水準から→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。額面のペースは落ち着いた形だが、自身は徐々にポジションを上げる競馬をしていたし、そこから最後まで伸び切った点で、実力は認められる。
横の比較で3番手にはしたが、可能性としては頭まで考えたい。

注バンドシェル
新馬戦は、速い流れの中で展開的にはハマった部分もあるだろうが、スタートで後手を踏みつつ、勝負所も大外を回す形からの勝利。一定の地力を示した。
後半どこまで上げられるか?という課題はあるが、直線で詰める脚も結構速かったし、対応してくる可能性はありそう。注目はしたい。

△アスクワンタイム
前走・小倉2歳Sは、速い流れの中で展開的にはハマった方だが、自身としては高い水準で脚を持続させての勝利。その力は認められる。
ここのリズムにどこまで対応できるか?というところはあるが、少しでも流れるようなら、地力で浮上する可能性はあってもいい。相手には。



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