2008年7月13日日曜日

七夕賞展望 2008


七夕賞過去10年のラップタイム

2007:サンバレンティン
12.3-11.1-12.1-12.2-12.1-11.9-12.0-12.0-12.1-12.5

2006:メイショウカイドウ
12.4-11.5-11.8-11.6-11.7-11.7-11.8-12.0-12.1-12.7

2005:ダイワレイダース
12.5-11.2-11.6-11.4-11.9-12.0-12.5-12.5-12.3-12.5

2004:チアズブライトリー
12.8-11.4-12.1-12.5-12.6-12.3-11.6-11.6-12.2-12.6

2003:ミデオンビット
12.2-11.7-12.0-12.2-12.2-12.2-11.8-11.8-11.9-12.7

2002:イーグルカフェ
12.3-10.6-10.6-11.8-12.0-12.3-12.5-12.2-12.3-12.6

2001:ゲイリートマホーク
12.8-11.6-11.6-12.3-11.9-12.0-11.7-11.9-12.6-12.8

2000:ロングカイウン(注:東京開催)
12.8-11.6-11.5-11.7-12.3-12.3-12.4-12.0-11.8-12.7

1999:サンデーセイラ
12.8-10.9-11.2-12.2-12.3-11.9-11.9-12.2-12.6-12.3

1998:オフサイドトラップ
12.2-11.3-11.5-12.1-12.2-12.2-11.6-11.6-11.9-12.6


過去10年の平均ラップタイム(2000年除く)
12.48-11.26-11.61-12.03-12.10-12.06-11.93-11.98-12.22-12.59




過去のラップタイムを見ると分かるように、福島2000mらしく道中が
ほとんど緩むことなく全体を通して淀みのない流れとなる。
そしてラストはラップが右肩下がりの形となり、どこまで粘れるかという
自分自身との戦いになる。

このようなレースで重要となってくるのが、長い距離で脚を持続できる力を
持っていることで、それがないと追走だけで力を使い切ってしまうことになる。
特に「溜めれば切れる」というタイプの馬は、そもそも緩まない流れの中で
溜めている暇なんてないので、直線不発という事態に陥る可能性が高い。
さらに上記した通り、ラストはラップタイムがガクっと落ちる形となるために
そこで少しでも長く粘れるような持久力も当然必要である。

このレースはハンデ戦なので能力で適性の壁を越えるということが難しく、
他のレース以上に、結果が適性によって大きく左右されるということに
注意しなければならない。

また最終週だけに今の福島の芝は荒れに荒れていて、土曜のレースを見ても
序盤から各馬が馬場の外目のコースを通ってレースを進めていた。
七夕賞もおそらく実質の距離では2000m以上走ることになる。
したがって距離適性という部分を考えると長い距離に適性がある馬の方が
有利になるということを頭に入れて置かなければならない。


予想
以下はここへの前哨戦とも言えるエプソムCのラップタイム。
12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6
これを見ると道中11秒台を刻み続けるという相当な持続力を
問われるレベルの高い1戦であったことが分かる。
したがってエプソムCの好走組は七夕賞でも有力な存在だと言えて、
ここを基準として別路線組を考えていきたい。

◎カネトシツヨシオー
前走は七夕賞よりも1ハロン短いとは言え、ほぼ同じ適性が
問われる展開で強い勝ち方をした。
同じように道中が緩まない流れだった金鯱賞でも好走しており、
能力、適性ともにここでは屈指の存在であることは確か。
斤量面を考えると少し不安が残るが、基準に据えたエプソムC組を
超えられるとしたらまずはこの馬。

○マイネルキッツ
前走は速い流れを中団より少し前の位置で進めて、最内を突いたとは言え
最後まで脚を持続させて掲示板圏内に収まったという評価できる内容で、
今回出走してくるエプソムC組の中でも1番強い競馬をした。
それでいて斤量54kgは恵まれた感が大きい。
逆転を考えるならばこの馬が筆頭で可能性も十分。
鞍上が後藤なので、ほとんどの馬が外を通る中、
ただ1頭内を突くような展開もあるかも知れない。

▲グラスボンバー
斤量を考えると勝ち切るイメージはどうしても湧かないが、
福島の芝で【1.2.2.2】ということからもここへの適性は証明済み。
持続力、持久力ともに出走メンバー中屈指の存在で大崩れはなさそう。

△アルコセニョーラ
ここへの適性は過去のレースからも明らか。
しかしカネトシツヨシオーとの比較で、前走から斤量にして2kgハンデが
拡がったことになるが、それで0.9秒差を逆転まではおそらく厳しい。
したがって勝ちまでは厳しいが複勝圏内争いまでという位置づけ。

注ミヤビランベリ
まずこの馬の持続力は相当なもので、適性のみを考えればここでは
ナンバーワン争いという存在。
斤量も手頃で、荒れ馬場も問題なく、ここ以上の長い距離を走るスタミナもある。
無駄に控えるようなことさえ無ければ上位への食い込みは必至。

×ナリタプレリュード
持続力があってここへの適性は高い。
ダートでも好走していたように荒れ馬場も問題なく、
休み明けだが状態さえ良ければ走っても不思議ではない。

×ミストラルクルーズ
持続力を問われる展開への適性はかなりある。
重い馬場を走るパワーもあって、荒れ馬場も問題ない。
実力不足と休み明けという不安要素はあるが、
状態次第では大駆けもあり得る。


~危険~

キャプテンベガ
絶滅寸前サンデー産駒なので持続力はあるが、それは前半で溜めることが条件。
前走はラスト4Fで速いラップを刻み続ける展開で持続力こそ問われたが、
前半は明らかに緩んだ展開であった。
問題は前半それほど緩まない展開から後半は持続力を問われた前々走を
どう捉えるかであるが、その日の芝は相当速い状態だったので、
ラップの見た目以上に前半は脚を溜めることができたと考えられる。
この2戦以外の好走は切れる脚を活かしたような展開だったため、
結局この馬はここで問われているような持久力を持ってないと思われる。

トウショウボイス
エプソムC好走組ではあるが、内容は後方で溜めての直線勝負というもので
ここへ繋がるかで考えたら、あまり評価できるものではない。
本来この馬は溜めてから切れるタイプで、福島の緩まない3コーナーと
短い直線では上位に食い込むことは厳しいと考えられる。






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