2009年1月8日木曜日

京都金杯回顧 2009


京都金杯結果
タマモサポート1.32.934.503-03
マルカシェンク1.33.234.110-11
ファリダット1.33.333.816-14
アドマイヤオーラ1.33.434.608-06
バトルバニヤン1.33.534.710-09

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.0
前半4F:46.3
12.6-10.7-11.2-11.8-11.6-11.9-11.4-11.7




レース評
レースは前半~道中もかなり締まった流れで、しかもラストまでほとんど
スピードが落ちないという全く淀みのない展開だった。
このような展開では前から進めた馬にはかなり厳しい流れだったはずで、
実際に上位は基本的に差し馬が占める結果に終わった。

そんな中、3番手追走から直線突き抜けたタマモサポートのパフォーマンスの
高さは光っている。
タイムも相当速く、新春から今後の活躍が本当に楽しみな馬が出現した。
一方でその他の上位を占めた馬は展開による部分も大きく、過大評価は禁物
…といったところだろう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

タマモサポート
厳しい流れを前々から追走して、ラストまでしっかりと脚を持続させた。
この結果を否定する要素は何もなく、極端な切れ味勝負にでもならない限り、
この先の活躍はかなり期待できる。
今年のマイル戦線ではある程度中心的な役割を担う存在だと考えていいだろう。

マルカシェンク
ここではさすがに能力は上位だったが、前が総崩れした展開に助けられた
というのは否めないだろう。
本来は切れ味で勝負するようなタイプであって、この展開にも対応できたのは
一応評価できるところだが、それでも大きいところで活躍するには少し
持久力の面で物足りない感じを受ける。

ファリダット
得意の持続力が問われる展開を後方から突っ込んだという内容だったが、
もっと大きいところで活躍するにはまだ少し足りない。
厳しい流れだったとはいえ、ここまで後ろから進めなければならないという
ことは、ラストの持続力ある脚を発揮するには前半でかなりの溜めが
必要だということ。
もっと成長して、持久力がつき、もう少し好位からレースを進められる
ようになったら大きいところを獲れるかも知れないが…。

アドマイヤオーラ
馬体重が+10kgではあったが、パドックでは相当状態は良さそうで、
もしかしたら馬に実が入って、本格化したのではないか?と思って、
元々この馬の課題だった持久力がついてきたのではないかと期待した。
しかしレースではいつものように勝負所ではもの凄い切れ味を発揮して
いたものの、最後はしっかりと止まっていた。
結局ラストが持続できないところは変わっておらず、3歳の頃からあまり
成長が感じられず、少し期待はずれだった。
妹も同じ道を辿らなければいいが…。



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