2009年1月31日土曜日

東京新聞杯展望 2009


2008 12.4-11.0-11.6-11.5-11.2-11.5-11.7-11.9(46.5-46.3)
2007 12.5-10.8-11.5-11.7-11.8-11.3-11.1-12.0(46.5-46.2)
2006 12.7-11.4-11.6-11.7-11.7-11.2-11.4-12.0(47.4-46.3)
2005 12.8-11.1-12.0-12.0-11.9-11.0-11.2-11.7(47.9-45.8)
2004 12.6-10.8-11.7-11.9-12.0-11.2-11.4-11.4(47.0-46.0)

過去5年の平均ラップタイム
12.60-11.02-11.68-11.76-11.72-11.24-11.36-11.80
1.33.18(47.06-46.12)



傾向
コースが改修されてからまだ5回しか行われていないので、傾向と言っても
そこまでハッキリしたことは言えないかもしれないが…。

過去5年のラップタイムを見ると、改修後2~3はおそらく長くなった直線が
意識されたのか、前半~道中はかなりゆったりとした流れとなり、完全な
上がり(直線)勝負という形だった。
しかしここ2年のレースでは、前半からある程度飛ばして行って、前後半
イーブンな流れとなっている。

これはおそらく各騎手(各関係者)が新しいコースに慣れてきて、本来の
(コースに合った)形に収束してきたのだと考えられる。
したがってこの傾向は今年以降も継続されると思うが、実際にはまだまだ
サンプル数が足りず、ペース1つで展開が変わってしまうことから、正直
断言できないところはある。

ただ1つ改修後の東京コースの傾向でハッキリしているのが、改修前と
比較して各馬の仕掛けが早くなっていることである。
改修前はラスト2Fから一気に加速して、相当な切れ味を試される展開が
多かったが、改修後はラスト3Fからの仕掛けで、ラストは持続力が試される
展開となることが多くなっている。
したがって東京だからと言って単純な切れ味タイプを選択することは
危険を伴う。

好走の条件
・末脚の持続力があること


予想
1番の問題は金曜正午の時点で稍重(JRAのHPによれば)、予報も完全に
雨という中での馬場状態。
開幕週ということとあわせて考えれば、ある程度前につけることができて、
持続力&持久力の高い馬が狙い目か…。

◎タマモサポート
まず前走は相当な持続力が必要な展開を好位から進めて押し切った内容で
価値が高い。
そして渋った馬場も得意で良いポジションさえ取れれば可能性は高い。
問題があるとしたら鞍上くらい。

○ローレルゲレイロ
昨年このレースで持続力&持久力勝負を制しているのだから適性が
ない訳がない。
問題は馬場悪化で、本来は軽い芝でのスピード勝負が合っているだけに
過信はできないが…。

▲サイレントプライド
持続力勝負なら合っているし、渋った馬場も得意。
好位につけられることもここでは良い方向に働くだろうし、鞍上も狙って
きそうで、そろそろ走り時…という雰囲気が漂う。

注マルカシェンク
実力自体はここではナンバーワン争いの馬だと思うし、溜めればある程度
持続する脚も使える。
ただ本来は切れ味で勝負したい馬だし、道中でもかなり消耗させられて
前残りの展開になりそうなここでは勝ち切れるイメージは湧かない。

△キストゥヘヴン
持続力勝負なら浮上する馬だが、道悪がどう出るか。
展開次第では突っ込んできてもおかしくないが、本当なら軽い芝での
スピード勝負の方が合っているだけに…。

△リザーブカード
持続力のある馬で最後まで粘れる力を持っている。
ただ飛びが大きくて道悪はどうかと思うし、脚質的にも後ろからの競馬と
なるだろうからあまり期待はできないが…。





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