2009年9月13日日曜日

セントウルS展望 2009


開催時期変更後の過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.2-10.6-10.7-10.7-11.3-11.8(33.5-33.8)
2007 12.2-10.5-10.7-10.9-11.1-11.7(33.4-33.7)
2006 12.0-10.2-11.1-11.7-12.0-11.6(33.3-35.3)注:中京開催
2005 12.2-10.8-10.9-11.0-11.2-12.2(33.9-34.4)
2004 12.3-11.1-11.2-11.4-10.5-11.7(34.6-33.6)
2003 11.8-10.5-11.1-11.1-11.4-11.9(33.4-34.4)
2002 11.7-10.6-10.8-11.2-10.9-11.9(33.1-34.0)
2001 12.1-10.6-10.9-11.0-11.3-12.2(33.6-34.5)
2000 11.9-10.7-10.7-11.3-11.1-11.9(33.3-34.3)

過去9年の平均ラップタイム(2006年は除く)
12.05-10.68-10.88-11.08-11.10-11.91
1.07.69(33.60-34.09)




傾向
ラップタイムを見れば前半からある程度速くなり、後半に入ってからも
ほとんどその速いスピードを維持する展開で、ラスト1Fだけ少し落ちる形。
とにかくここは前半の速さ以上に、スプリント戦としては上がりが相当速く
なっていて、相当なスピード持続力が問われる。

ラップの形的には、終いから2F目まではかなり速いスピードを維持していて、
つまり開幕週の馬場の助けも合ってそこまで先行馬が止まらないために、
ラスト1Fだけで後ろからの馬が交わすのは不可能に近くなってしまい、
圧倒的に先行馬が有利なレースだと言える。

そうなれば当然狙いは、ある程度の持続力に裏付けされた先行力のある馬
ということになり、特に内枠の先行馬には注意しておきたい。


好走の条件
・持続力を持っていること
・好位につけられるスピード


予想
斤量は背負うが、さすがにここではスピードが1つ違うローレルゲレイロが
引っ張ると考えられ、雨で馬場がどの程度になるか分からないが、おそらく
33秒台半ばといったあたりだろうか。
当然開幕週で上がりもそれなりに速くなるので、ここでは地力の高さよりも
速いスピードへの対応力が優先される。

◎スリープレスナイト
地力は言うまでもないが、半年空いた高松宮記念でもハイペースに難なく
対応してみせ、そこよりも追走がおそらく楽になるここでは何も問題が
見当たらない。

○カノヤザクラ
前走は今までにないくらいの前半のスピードを発揮して最後まで良く
粘った形だが、もう少し(遅いわけではないが)ゆったりした前半から
最後まで速いスピードを持続するというのが本来の姿。
当然ここでは前走以上を期待できる。

▲メリッサ
55kgの前々走よりも52kgの前走の方がパフォーマンスが落ちているのは
理解に苦しむ…。
それを鞍上の騎乗という原因にしてしまえば、さすがに小倉ほどの速さには
ならないここでは、速い時計も持っていて元々スピード持続力は問題ないだけに
(斤量が戻っても)再度浮上する可能性はある。
前半が33秒台を切るだとか、そこまで厳しくなければ人気をかなり落として
いる今回は狙い目かもしれない。

注サンダルフォン
持続力のある馬だが、上がりそのものには限界があって前半がハイペースに
なるなどの展開面での助けが必要。
それでも前走は今までにないような追走を見せて、それが状態の良さに由来して
いるとすれば、今なら斤量面も含めて克服できるのかもしれない。

△ローレルゲレイロ
実力は当然上位だが、速い上がりの使える馬ではなく、ハイペースからの
持久力勝負ならという存在。
したがってここでは暴走気味に飛ばすくらいしか切れ負けを回避する方法が
思いつかない。

△ソルジャーズソング
速い脚が全くないという訳でもないが、本来はハイペースの持久力勝負を
地力の高さで差してくる馬。
鞍上が先行策とかに出てくるかもしれないが、開幕週のここではなかなか
厳しいレースになりそう。

△アルティマトゥーレ
スピード持続力は持っているが、本当に速い展開に対応できるかは謎。
無理をすれば最後は厳しくなるだろうし、自身のペースを守れば周ってくる
だけで掲示板までか。




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