2012年1月5日木曜日

中山金杯展望 2012


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2011 12.2-11.0-13.0-12.1-12.7-12.1-12.1-11.6-11.2-11.8
2010 12.4-11.1-13.1-12.6-12.7-11.7-11.2-11.7-11.6-12.7
2009 12.3-10.9-13.0-11.4-12.1-11.4-11.6-11.7-11.5-12.6
2008 12.4-11.4-13.3-12.5-12.4-11.9-11.9-11.4-11.0-12.5
2007 12.6-10.8-12.6-11.6-12.2-12.1-12.5-12.6-12.2-13.2
2006 12.7-11.5-12.9-11.9-11.6-11.4-11.4-11.6-11.7-12.7
2005 12.6-11.5-12.7-12.0-11.4-11.0-11.6-11.7-12.0-12.5
2004 12.5-11.6-12.5-12.1-11.9-11.7-11.7-11.4-11.7-12.1
2003 12.7-11.9-12.1-12.0-11.9-11.9-11.8-11.8-11.8-12.1
2002 12.9-11.7-11.1-11.5-12.1-11.6-12.0-11.7-11.9-12.5(東京開催)

過去10年の平均ラップタイム(2002年は除く)
12.49-11.30-12.80-12.02-12.10-11.69-11.76-11.72-11.63-12.47
1.59.98




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりした流れ、その後は
向こう正面から直線まである程度速いラップを刻み続ける展開となり、ラスト1F
だけ落ちるという形。

ここの特徴はやはり道中の速さで、スタート直後がゆったりとしているために
持久力はそこまで問われないものの、その後はしっかりと息を入れられる瞬間が
なくて、かなりの持続力が必要になる。

したがって終いのみの馬や瞬間的な切れ味で勝負するタイプは基本的に疑って
掛かるべきで、イメージ的には地力の高い差し馬(or好位差し)が押し切る形
というのが最も勝ちに近そう。


好走する条件
・相当な持続力が必要


予想

◎アドマイヤコスモス
走法などからは少し強引な印象を受ける馬ではあるが、大原Sで示した持続力は
相当なものだし、今回は内よりの枠を確保したことで、ある程度良い位置取りに
なりそうで、連勝の勢いそのままに勝ち切る可能性は十分にありそう。

○エーシンジーライン
前走は番手から進め、勝負所も積極的な形ながら最後まで良く粘っている内容。
今回は競合する相手が少なく、マイペースで進められる可能性が高そうだし、
持ち前の持続力を活かして残る場面も十分想像できる。

▲コスモファントム
前走は休み明けながら、実質ロングスパートの展開を勝ち切って、道中の水準…
という観点からは、パフォーマンスをしっかり更新してきた形。
昨年は落ち着いた流れでの勝利だったが、とりあえず今年はペースによらずに
好走はしてきそうな雰囲気。

注ダイワファルコン
前走は外を回りつつ積極的に攻めて、道中極端に脚を使う形で直線失速したが、
内容的にあまりに厳しい競馬だったので、ここはレース自体の格は上がるものの
(自身のパフォーマンスとしては)巻き返しが期待できる場面。注目したい。

△エクスペディション
前走は休み明けという部分もあるだろうが、前半引っ張られる展開によって最後
決め手を欠いた…という印象も受けて、それを考えると、適性的には前半あまり
速くならないこの舞台の方が向いていそう。
ただ今回は外枠に入って、内を立ち回って来る馬を交わし切れるかは微妙…。

△ネヴァブション
長い休み明けだが、元々持続力は1つ上くらいのものを示している馬だし、乗り
込み量も十分…という印象を受けるので、浮上の可能性は考慮しておきたい。





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