2013年1月5日土曜日

京都金杯展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.2-10.5-11.1-11.9-11.9-12.0-11.5-11.8
2011 12.3-11.3-11.8-12.0-11.4-11.2-11.4-12.0
2010 12.0-10.6-11.6-12.2-11.8-12.3-11.3-12.3
2009 12.6-10.7-11.2-11.8-11.6-11.9-11.4-11.7
2008 12.5-11.4-11.4-12.3-11.4-11.3-11.2-12.1
2007 12.3-11.2-11.7-12.2-11.6-11.0-11.6-12.3
2006 12.2-11.1-11.8-12.2-11.8-11.2-11.4-12.3
2005 12.7-10.8-11.5-11.7-11.7-11.6-11.8-12.2
2004 12.2-11.0-11.2-11.6-11.6-11.8-11.5-12.4
2003 12.3-10.5-11.8-12.2-12.1-11.6-11.5-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.33-10.91-11.51-12.01-11.69-11.59-11.46-12.08
1.33.58




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れ、道中は極端には
緩まないが一旦は息を入れられる展開で、ラスト4Fからある程度速いスピードを
維持しつつ、ラスト1Fだけ少し落ちる形。

このコースらしくスピード持続力の戦い…といったところだが、前半が極端に
速くなるということは稀で、過去の例では好位の馬がそのまま押し切る形が
比較的多くなっている。(もちろん開幕馬場というのも大きいはず)

したがってここでは基本的に持続型の先行馬を軸としつつ(中途半端に前を
追い掛けて無駄脚を使った馬が最後に止まることを想定して)そこに直線まで
溜めて周りとは一味違う決め手を発揮できるタイプが絡むというイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎ダローネガ
父親からラスト1Fの強さをしっかりと受け継いでいて、その瞬間に先頭争いに
加わってさえいれば、もっと良い成績を残せる!と思えるタイプ。
その意味では、しっかり自分で切れないといけない阪神や東京よりも、下り坂で
惰性のつけられる京都の方が可能性は高くなるだろうし、持続勝負を勝ち切った
小倉日経OPで、積極的な位置取りを選択した幸Jに戻ったことはプラス。
最早応援している。

○サウンドオブハート
久々の前走でも、春と比べて、前半&道中&上がりの全てにおいて、しっかりと
パフォーマンスを上げた内容で快勝した訳だし、「いつか崩れるのでは?」と
思わせつつも、結局は崩れたこともなく、やはり1つの格を備えている馬。
今回は脚質的にも嵌りそうな雰囲気ではあるし、ダローネガを応援する気持ちが
なければ、普通に本命にしてもいい。注目したい。

▲ダノンシャーク
地力が高く、どんな展開であってもしっかりとした脚を使えるタイプ。
究極決め手という方向ではあと1つのイメージもあるので、あまりスローに落ち
着くようだと届かない可能性もあるが、このレベルでそこそこくらいに流れれば
普通に浮上はしてくるはず。

注トライアンフマーチ
G1レベルとまでは今となっては言いづらいが、この馬こそ格を備えている…と
思わせるタイプ。本当に中身が強いと感じる。
今回は"久々の叩き2走目"なので、1つ違ったパフォーマンスを見せる可能性も
あるだろうし、58kgとか関係なく、ここは大いに注目しておきたい。

△ショウリュウムーン
一定の地力も持続力も当然示している馬だし、上位候補なのは間違いないが、
基本的には阪神のように、少し溜めてから直線で真っ直ぐ切れたい、メリハリを
つけたい…というタイプなので、京都に替わることはプラスとは言えない。
京都牝馬Sならともかく、牡馬相手の金杯だと適性の差で勝ち負けはどうか…。

△トーセンレーヴ
昨年のマイラーズCにおいて、最内を通った馬の中で唯一失速した…という事実
によって、とにかく個人的に、この馬のスピードレースへの対応…という部分に
対する不信感はハンパない。
どちらかと言うと中身で勝負するタイプで、1800mの水準であれば問題ないが、
マイルの水準になると脚を使い過ぎないか?という懸念がどうしてもある。
もちろんスローならば問題ない訳だが、ここで強く推す気には到底なれない。


☆ヤマニンウイスカー
前走は淀みのない流れながらも、速い馬場で最後までしっかりと脚が残るという
条件で、同じようなイメージの東京新聞杯のように、なかなかその再現は難しい
とは思うが、この舞台で、極端に速い馬がいないとなると、可能性はある…。
それでも、このレベルならば、しっかりと追い掛けて捻じ伏せてほしい…と他の
馬に期待してしまうので、上位評価まではしない。

☆ブリッツェン
前走は道中がかなり締まった展開をしっかりと残って、そこからの距離短縮と
なれば、ここでもし落ち着いたペースになるようなら、残ってしまう可能性も
十分に考えられる。一応気にはしておきたい存在。






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