2013年8月31日土曜日

札幌2歳S@函館展望 2013


傾向
問題は函館開催だが、函館1800mは、前半ミドルペースで入って、道中は極端に
緩む訳ではないものの一応落ち着く展開になり、勝負所に向けて徐々に加速して
いく…というのがデフォルト。

向こう正面が上り坂になっていることを考えれば、実質的にはレースを通して
一貫して負荷が掛かる形で、適性的には持続力を持っていることが重要になる。

ただしここは2歳戦なので、本来この舞台で問われるスピードを維持する能力
というよりかは、道中で如何に脚を使わないか、つまりマイペースで走ってどの
水準まで到達できるか…という、純粋な持久力の戦いになりそうなイメージ。


好走する条件
・高い持久力&持続力があること


予想

◎オールステイ
新馬戦は、脚を使ってハナを奪いつつ、道中も相当高い水準のペースで逃げて、
ラストも並び掛けてきた馬を跳ね返す粘りを見せての勝利。
とりあえず持久力に関しては、既にここの水準に近いものを示しているのだから
問題ないし、ハイアーレートとはかなり迷ったが、今の馬場ならば前から粘れる
この馬の方が有利…と見たい。

○ハイアーレート
新馬戦は、(馬場の荒れている内枠からの発走ということもあって)後方からの
競馬で前半かなり溜めた格好だが、向こう正面で外に持ち出してからは、相当に
長い脚を使って最後までしっかりと押し通した。
それだけの持続力を発揮できるのであれば、ここでも当然有力な存在になるし、
勝ち切れるかどうかは展開と馬場に依るが、とりあえず浮上は確実に思える。

▲マイネルフロスト
前走は、前半でかなり脚を使う形ながら、ラストもしっかりした脚を使えていて
一定の地力は示しているし、タイプ的にも性能は十分に感じさせる馬。
ただ1つ、その時の道中の水準は低かったので、今回追走で脚を使わされる形に
なった場合にどこまで対応できるか?というのはある。可能性としては半々。

注ピオネロ
新馬戦は、前半~道中こそ極端にスローな流れではあったが、一応雰囲気を感じ
させる追走をして、大きな加速が続いた後半部分でも十分な性能を示した。
実際にここの水準に対応できるかはもちろん問題だが、タイプ的にはパワーも
ありそうなので、可能性としては考えてみたいところ。

△マイネグレヴィル
前走に関しては、マイネルフロストとの比較で、この馬の方がスタート直後に
脚を使っている内容だったので、ここは逆転の目を考える選択肢もある。
それでもスケール感的に、どうしてもこれ以上の評価にはしづらい印象…。

△バウンスシャッセ
大型でパワーを感じさせる馬体をしていて、それでいて回転の速い走法的にも、
今の荒れ馬場には嵌る可能性が十分ある。
ただし走法面で少し強引な印象はあるので、道中水準の限界はありそう…。






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