2013年9月15日日曜日

ローズS展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.7-11.8-12.0-12.5-12.4-12.0-11.4-10.4-11.6
2011 13.0-11.6-12.1-12.6-12.4-12.3-11.2-10.9-12.0
2010 12.2-10.6-11.3-12.6-12.4-12.4-11.6-11.0-11.7
2009 12.4-10.9-11.2-11.8-11.8-11.4-11.4-11.6-12.2
2008 12.3-10.7-11.4-12.5-12.1-12.1-12.2-11.7-12.3
2007 12.9-11.1-11.6-12.4-12.4-12.1-11.2-11.0-11.4

過去6年の平均ラップタイム
12.58-11.12-11.60-12.40-12.25-12.05-11.50-11.10-11.87
1.46.47




傾向(過去記事の転載)
過去の平均ラップタイムを見てみると、前半ある程度速く、道中は一旦落ち着く
展開で、勝負所でしっかり加速して上がりが速くなっている。

一方で各年のラップを個別に見ると、レースを通して淀みのない持続力勝負や、
完全な前傾レース、道中の緩い切れ勝負など、実にバラエティに富んだレース
展開が毎年のように出現している。

そうなると、適性面で絞るというのはかなり難しいイメージになってしまうが、
実際に勝ち負けしている馬に目を向けてみると、毎年どの馬も一定以上の上がり
水準をクリアしていて、結局はコースの特徴にしっかり沿った形になっている。

したがって、(速くなりやすい)前半で引っ張られても勝負所まで余力を残せる
…という部分に一応注意を払いつつ、しっかりとした決め手を発揮できることを
とりあえず重視しておきたい。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・切れ&トップスピードの持続力があること


予想
今回久々の18頭立てで、以前は頭数が揃うと相当速い流れになっていたことを
考えると、さすがに上がりのみの競馬とかにはなりそうもない。
したがって、ゆったりとした展開が続いた近年のイメージよりかは、少しだけ
地力の部分を厳しく問いたい…という感覚。

◎デニムアンドルビー
切れも持続力も十分なものを示している馬だし、とりあえずこの舞台ならば、
展開に寄らず浮上は出来るはず。
あとの問題は当然、前半の位置取り…ということになるが、一応流れが速くなり
そうな雰囲気ではあるので、むしろ丁度良いくらいかも知れない。
(その点ではおそらく本番の方が問題)

○エバーブロッサム
どちらかと言うと持続力…という方向の馬ではあるが、フローラSやフラワーC
ではしっかりとした上がりを示しているし、性能面でも問題はない。
それに今年の場合は、そもそも展開そのものが厳しくなる可能性がある訳だし、
とりあえず浮上は確実に思える。

▲シャトーブランシュ
"切れ"という部分では正直微妙だが、前走のようなロングスパート戦を最後まで
伸び切った持続力は魅力で、地力の面では今回特に注目したい存在。
イメージ的には本番向きではあるが、もしハイペースで引っ張られる展開ならば
ここでも可能性はあって良さそう。

注メイショウマンボ
こぶし賞などで一定の決め手は示しているが、基本的にはしっかり引っ張られて
惰性勝負くらいの展開になってこそ…というイメージ。
その意味で今回はハイペースで流れる可能性があるので、普通に浮上できるかも
知れないが、展開リスクと妙味の無さで、感覚的にあまり強くは推しづらい。

△ローブティサージュ
少し一本調子に感じるタイプで、基本は平坦コースでの持続力勝負のイメージ。
それでも柔らかそうな馬体ながら、スピードに寄った展開の阪神JFを勝ち切る
くらいの地力を備えている馬なので、もし今回それなりに格好をつければ本番で
面白いかも…という意味で、しっかり注目はしたい。

△レッドオーヴァル
性能の高さは間違いなく、一応地力も示していて、上がり勝負ならば推したい。
それでもオークスのイメージから、一定水準以上の長い道中では脚を削られる
(使い過ぎる)…疑惑はあるので、フルゲートでの1800mというのは、条件的に
本当に微妙な印象…。来ても来なくても納得。

☆ノボリディアーナ
前走は、前半をしっかりと飛ばす形でも、勝負所はそれなりに余力を感じさせる
雰囲気ではあったし、一定の持久力は備えていそう。
それでも今回は、その時のように道中を楽に行けるとは思わないので、さすがに
最後は捕まりそうだが、ある程度の着に残る可能性はあっても良さそう。

☆コレクターアイテム
G1での負け方から、スピード耐性という部分には正直不安があるが、その他の
レースではしっかりとした決め手を示している訳だし、距離延長して、絶対的な
スピード水準が下がれば、可能性は一応あるのかも知れない。
とにかくここは、大物扱いにカムバックする最後のチャンス。注目したい。






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