2013年9月22日日曜日

オールカマー展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.6-11.3-12.4-12.5-12.6-12.9-12.6-12.6-12.0-11.7-12.3
2011 12.3-11.3-12.6-12.2-12.1-11.7-11.9-11.6-11.8-11.4-12.3
2010 12.4-11.1-12.2-11.9-12.4-11.9-12.0-12.2-11.7-11.7-11.9
2009 12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6
2008 12.3-11.8-13.0-12.4-12.3-12.4-11.6-11.4-11.2-11.8-11.8
2007 12.6-11.5-12.4-12.3-12.2-12.6-11.8-11.8-11.3-11.4-12.6
2006 12.2-11.9-12.6-12.4-12.4-11.7-11.5-11.6-11.8-11.4-12.6
2005 13.4-12.3-13.8-12.4-13.0-12.6-12.4-12.2-11.2-11.4-12.0
2004 12.5-11.6-12.2-12.5-12.5-12.4-12.4-12.0-11.5-11.8-12.0
2003 12.8-12.4-12.9-12.8-12.4-12.4-12.0-11.6-11.3-11.6-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.56-11.67-12.65-12.37-12.42-12.28-12.03-11.90-11.51-11.54-12.13
2.13.06




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半は少しゆったりと流れて、向こう正面の下り坂から
徐々にペースアップしていく形で、内容的には後傾のレース展開になる。

ここの特徴は、まずは前半の遅さだと言えて、そこでスローの認識を持つことで
(コース形状も後押しして)後半の仕掛けが早くなりやすい。
したがって適性面では、ロングスパートへの対応という部分で、末脚の持続力を
持っていることが何よりも重要になる。

そして長い脚を使わなければならない上がりの部分で伸び切るためには、今度は
逆に前半~道中で如何に無駄な脚を使わないかが重要で、結局は一定の持久力が
問われる…とは言えそう。

脚質的には、ロングスパート戦とは言っても、前半の遅さと馬場の良さによって
持続力に優れた好位の馬が押し切るケースが目立ち、後方から捲くってくる馬
というよりも、基本的には先行馬を中心に見ておきたい。


好走する条件
・一定の持久力があること
・末脚の持続力が必要


予想
結論から言えば、適性的に近いものがある、中京2000mで好走した経験…か。

◎ダノンバラード
元々ここは、ゆったり入って→持ち前の持続力を発揮できる(個人的に)ベスト
だと思える舞台だし、当然上位扱いにはなる。
今の馬場でスピードにより過ぎてどうか…とも思うが、宝塚記念では、金鯱賞の
時には失敗した、前半から積極的な競馬をして好走していて、地力の面でも強化
されている印象。何とかしそう。

○オーシャンブルー
とりあえず日経賞に関しては、他の馬も止まらないロングスパート戦で、それを
外から捲くりに行く競馬で、この馬の持久力を全く活かせなかった。度外視。
本来は有馬記念でルメールJがやった、フラットな展開に引っ張られながらも、
溜めて→弾けさせる…という形がベスト。その点、戸崎Jのイメージは合う。
新旧グランプリ2着馬対決。状態は少し気になるが、当然注目はしたい。

▲サトノアポロ
前走は明らかに適性外。半端な着順はとりあえず度外視できる。
クリスマスC&AJCCのように、この舞台では道中をかなり積極的に攻めて、
しっかりと内容のある競馬をしているし、その後の中日新聞杯や新潟大賞典でも
相当な持続力を示していて、適性面ではここは確実に嵌る。
あとは鞍上に、積極的なポジションを取る意思があるかどうか…というだけ。

注メイショウナルト
三田特別&関ケ原S&小倉記念の3戦では、それぞれ全く違う展開ながら持久力
&持続力をしっかりと示していて、単に勢いで重賞を制した訳ではない。
当然ここでも可能性は十分にあるが、他の上位馬と比較すると、さすがに地力の
点での裏付けでは負けていて、パフォーマンスの更新があれば…という扱い。

△ムスカテール
末の持続力は示している馬だが、馬体的な特徴から、道中で多少脚を使い過ぎる
ところがあるので、追走部分であまり水準が高くなると微妙な印象。
その点では、この舞台で起こり得る超ロングスパート戦になると、上位の馬との
比較で、少し分が悪くなる可能性もありそう。

☆ダイワファルコン
昨年は2着しているが、それは道悪で、道中もかなりスローに流れ、このレース
らしからぬ展開でのもの。
正直、地力&適性ともに人気ほどの馬とは思えない。静観。

☆マイネルキッツ
しっかり引っ張られる展開を持ち前の持久力&持続力で浮上…というタイプで、
このコース自体は合うが、さすがに今の馬場では全盛期でも間に合わない。
(個人的には)最早出走しているだけで嬉しくなる馬。ただただ注目したい。

☆カリバーン
一昨年は3着に浮上している馬なので、元々適性面ではある程度嵌っていいし、
前走はまずまずの内容を示していて、復活の気配を多少感じる。
上位には当然負けるだろうが、そこそこの着にいても不思議ではない。






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