2013年9月1日日曜日

新潟記念展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9
2011 13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0
2010 12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2
2009 13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2
2008 13.0-11.1-11.6-11.1-12.0-12.4-12.0-11.6-10.8-11.9
2007 12.8-11.2-11.1-11.1-11.9-12.3-11.9-11.8-10.9-12.8
2006 12.6-10.9-11.5-11.5-11.8-12.3-11.9-11.7-10.6-12.4
2005 13.2-11.8-12.2-12.2-12.8-12.5-11.4-11.3-10.4-12.3
2004 12.9-10.8-11.3-11.6-12.5-12.6-11.8-11.7-10.4-12.1
2003 12.7-11.1-11.7-12.0-12.4-12.2-11.8-11.5-10.8-12.5

過去10年の平均ラップタイム
12.92-11.19-11.71-11.78-12.41-12.38-11.73-11.37-10.65-12.23
1.58.37




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦
落ち着く展開になり、ラスト4F~2Fでかなり加速して、最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後はそれ程速く流れないのだが、最初の直線の長さによって
4F目までなかなかスピードが落ちず、尚且つ3~4コーナーも(落ち着く形では
あるが)極端には緩まない。

そのため、上がりでしっかり速い脚を使うには、それなりに流れる道中で如何に
脚を使わないかが重要になり、結果的にはやはり(走法なども影響するものの)
一定の持久力が問われる。

その条件をクリアしていることを前提にして、最後に勝負を決めるのはもちろん
勝負所での切れと末脚の持続力であり、持久力&持続力で粘り込む(浮上する)
タイプの馬がこの舞台で勝ち切るのはやはり難しいと言える。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・切れ&トップスピードの持続力があること


予想

◎ニューダイナスティ
前走は浜中Jのファインプレーに近いが、それでも道中~上がりで高い持続力を
発揮しているし、前々走の烏丸Sでは厳しいペースで引っ張って、ラストも差し
返すという競馬で、この2戦は明らかに一皮向けたようなハイパフォーマンス。
前半で極端に脚を使わないここの展開もイメージに合うし、自身の上がりを更新
して勝ち切る可能性は十分に高そう。期待したい。

○ファタモルガーナ
元々同舞台でも究極的な決め手を発揮しているし、ステイヤーズSを好走できる
レベルの持久力を備えている…ということを合わせて考えれば、適性的にここで
嵌る可能性は十分ありそう。
タイミング的にも叩き2走目で上積みも見込めそうだし、当然注目したい存在。

▲エクスペディション
この馬に関しては、前半あまり負荷が掛からないのが条件…というイメージで、
その意味で前走は、昨年と比べて(実質的に)引っ張られ過ぎた印象がある。
それを度外視すると、ここは前半で脚を削られずに、純粋に道中水準と決め手で
勝負できる舞台。昨年も一応好走しているように、嵌る可能性は十分ありそう。

注ダコール
タイプ的に持久力&決め手という戦いは十分こなせる馬だし、当然上位評価には
しておきたいところ。
ただし同舞台であれば、地力勝負に近く、位置取り的にも嵌る新潟大賞典の方が
イメージは合うので、好位から決め手を発揮する馬を残しそうな雰囲気は漂う。

△サンシャイン
前走は前半しっかり引っ張られる展開で一定の持久力を示した形だし、愛知杯の
ように、"脚"が必要な加速勝負への対応も出来ていて、ここのイメージは合う。
このメンバーに入ると、さすがに地力の面での問題はあるが、軽斤量である程度
好位から進めることを考えれば、残る可能性も十分感じる。

△カルドブレッサ
前走は、ある程度締まった流れからのロングスパート戦を勝ち切って、レベルの
高さを示しているし、地力に関しては全く問題はない。
それでも経歴から考えると、タイプ的に明らかに持続力という方向の馬なので、
ここの決め手勝負にピッタリ…ではさすがにない。可能性はあるが、やや静観。

☆トレイルブレイザー
とりあえずしっかりした状態で臨めるとして、前走と同じく58kgではあるが格上
…という扱いにはなる。
それでもこの馬は、元々持久力&持続力というタイプで、切れとか速い上がりを
伸び切る…とかの方向ではない。七夕賞とは全く勝手が違うはず。静観。






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