2013年11月23日土曜日

京阪杯展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.2-10.7-11.4-11.4-11.3-11.5 34.3-34.2
2011 12.5-11.1-11.0-11.1-11.0-11.4 34.6-33.5
2010 12.2-10.7-11.0-11.0-11.5-11.6 33.9-34.1
2009 12.0-10.4-10.7-11.1-11.4-12.0 33.1-34.5
2008 12.5-10.8-10.9-10.8-11.4-11.7 34.2-33.9
2007 12.3-10.6-10.9-11.2-10.9-12.0 33.8-34.1
2006 12.3-10.9-11.0-11.1-11.2-11.8 34.2-34.1

過去7年の平均ラップタイム
12.29-10.74-10.99-11.10-11.24-11.71
1.08.07 34.01-34.06




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、スタート直後はそれ程速くはならないものの、道中は
かなり速いペースを保って流れていて、ラスト1Fだけ少しラップが落ちる形で、
全体としては前後半イーブンに近い展開。

この流れで問われるのは、何と言ってもスピード持続力で、ハイペース持久力
勝負を地力の高さで浮上するタイプよりも、(切れを発揮できるなど)純粋に
スピード性能の高いタイプの馬に向いている。

実際かなり速い流れになった09年も含めて、過去馬券に絡んだ馬で前傾の内容を
示しているのはサンアディユのみで(それも33.9-34.0というコンマ1だけ)、
他はイーブンもしくは完全に後傾の内容を示しており、とにかくここでは速い
上がりが使えることを重視したい。


好走の条件
・スピード持続力があること


予想

◎ハノハノ
元々はハイペースを耐える地力…という方向に特徴があった馬だが、前走では、
速いラップを刻み続ける展開の中で、しっかりした決め手を発揮して勝ち切って
いて、適性の幅…という部分で、1つ階段を上がった印象がある。
その時の内容を考えれば、ここでも普通に推せるし、展開に左右されない部分を
含めて、高い評価にしておきたい。

○プレイズエターナル
前走&前々走のような決め手…という部分は当然だが、飯豊特別や葵Sのように
ある程度引っ張られてもしっかりと上がりをまとめられるし、地力の面でも十分
上位に評価出来る存在。
前走のようなイメージで、やや展開に左右される部分もあるものの、とりあえず
ここでは確実に浮上はしてくるはず。

▲エピセアローム
意外と1枚上…と思えるような決め手は示していないのだが、持続力を発揮して
勝ち切ったセントウルS1つで、裏付けとしては断トツくらいになってしまう。
もちろん舞台の異なるここでは、同じ水準まで到達できるかは微妙だが、久々の
前走を快勝して状態は良さそうだし、当然上位評価にはしておきたい。

注リトルゲルダ
6Fでの"切れ"という部分では少し不安はあるのだが、前走などで持続力は十分に
示しているし、後方の馬有利の知多特別で(プレイズエターナルなどを抑えて)
3番手から押し切ったり、北九州短距離Sのハイペースでも崩れなかったりして
いて、地力では十分に推せる存在。妙味もあるし、当然注目しておきたい。

△アドマイヤセプター
前走はあまりにも物足りない内容だったが、大幅な馬体増があって、前々走での
G1激走の反動とかそういう話ならば、とりあえずは度外視できる。
そのスプリンターズSや昨年2着した時の内容は、しっかり速い上がりを使って
高い水準に達していて、ここの展開ではやはり上位に扱える存在。状態だけ。

△ブルーデジャブ
前走は初芝ながら、地脚の強さをフルに発揮した格好で、決め手という部分では
かなり高い水準の内容を示した。
今回も自身のペースに徹しさえすれば、可能性はあっても良さそうだし、ここは
そうすることを許される舞台でもあり、自身もそういう立場ではある。注目。

△サイレントソニック
前走のような、ゆったりとした流れの持続戦でも浮上は出来ているが、内容的に
考えると、前々走のように、ある程度引っ張られるレースの方がパフォーマンス
自体は高くなっていて、ここでは少しだけ適性がズレるのかも知れない。
可能性としては考えたいが、あくまで複勝~掲示板圏内候補の一頭という扱い。

△アースソニック
展開に寄らずに終いの脚は確実で、ここでも浮上の可能性は十分にあるが、道悪
などで、"実質的に"速いラップを踏む形の方がパフォーマンスが上がる…という
部分は少し気になる。
ここでは、ある程度好位からしっかり切れるような馬を捕らえられるか…微妙。

☆マヤノリュウジン
スプリンターズS3着という点で、地力の面では当然敬意を払う必要はあるが、
どちらかと言えば体力勝負という方向の馬。切れには正直不安がある。
能力で克服してくる可能性もなくはないが、ここは静観したい気持ち。






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