2014年4月12日土曜日

阪神牝馬S展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.4-11.6-11.8-11.5-11.4-11.2-11.5 35.8-34.1
2012 12.4-11.0-11.5-11.5-11.4-11.6-12.5 34.9-35.5
2011 12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.4-11.9 34.0-34.8
2010 12.2-10.4-11.2-11.7-11.5-11.4-11.8 33.8-34.7
2009 12.4-11.0-11.7-11.7-11.4-11.5-11.7 35.1-34.6
2008 12.8-11.1-11.5-11.8-11.3-11.3-11.6 35.4-34.2
2007 12.2-10.8-11.1-11.4-11.4-11.8-12.0 34.1-35.2

過去7年の平均ラップタイム
12.34-10.94-11.44-11.60-11.41-11.46-11.86
1.21.06




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半まずまずのペースで流れて、道中も極端には
緩まない展開になり、そのままラストまである程度速いスピードを維持する形。

(このコースらしく)基本的には淀みのないラップを刻み続けるスピード持続力
勝負…というレースだが、その中でも形としては、ハイペースからの粘り勝負
orゆったりした前半からの上がり勝負という2種類の展開に分かれる。

したがって、まずはフラットな流れへの対応力を備えていることが大前提だが、
それにプラスして、(予想される流れによって)持久力or決め手を重視する…
というイメージで選びたいところ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想
展開はほとんどクロフネサプライズ次第といったところだが、マイルで刻んで
いるペースからすると、ここではミドルペース一貫…というイメージ。
したがってここは、1400mに特化した持続タイプをまずは中心に考えて、そこに
地力のある(マイル~中距離の)差し馬が絡む…という想定をしたい。

◎ウイングザムーン
道中でかなり脚を使いつつも、上がりをしっかりとまとめる…ということが常に
出来ている馬で、その持続性能は相当なものだと思える。
この舞台では、極端な上がり勝負はとりあえずないし、前半~道中でそれなりに
引っ張られれば、確実に浮上してきそうなイメージ。期待したい。

○エピセアローム
まずは単純に、同舞台の阪急杯や阪神Cでも普通に掲示板前後にいる馬なので、
その時のパフォーマンスを考えれば、ここでは当然上位扱いになる。
古馬になってからは、絶対的なスピードという点で少し限界を感じる部分もある
のだが、1400mの牝馬限定戦ならばとりあえず問題はないはず。

▲ローガンサファイア
同舞台のマーガレットSでは道中かなり脚を使う格好で勝利しているし、超高速
北九州記念でも浮上しているように、高い持続力を備えている馬。
その後は着順こそ芳しくないものの、常に一定以上の上がりを繰り出していて、
展開一つ感が強いし、距離延長の今回がそのタイミング…という可能性も十分。

注スマートレイアー
基本的には持久力&決め手という方向の馬だとは思うが、持続型の展開でも全く
問題なく浮上出来ているし、前走があまりにも強い内容だったので、他の馬を
評価しようにも、さすがにこれ以下の扱いにはできない。
結果的に4番手評価にはしたが、1着~3着でも、素直に受け入れられる。

△トーホウアマポーラ
一定の持続力を示していて、この舞台ももちろん問題ない馬だが、うずしおSや
瀬戸内海特別の内容を見ると、パフォーマンス的にここで上位人気するには少し
だけ物足りない印象。
可能性は考えたいが、割には合わないので、このくらいの評価に止めておく。

△アミカブルナンバー
東京の1400mを中心に使われている馬なので仕方ない部分もあるが、どちらかと
言うと、溜め→切れという方向のタイプには思える。
この舞台でもうずしおS2着という経歴はあるが、その時も道中が少し落ち着く
形だったし、適性面からは掲示板くらいが妥当な印象。

☆ウリウリ
ローズSの相当締まった展開を浮上していたり、中京のマイル戦で道中かなり
脚を使う形から勝ち切った経験があったりもするが、基本はやはり切れ方向。
経歴的にも、この舞台でジワジワと浮上するためには、京都内回りでの負け方が
とっても気になる…。静観。






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