2014年8月31日日曜日

新潟2歳S展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.5-10.8-12.0-12.6-12.8-11.5-10.9-11.4
2012 12.6-10.8-11.7-11.8-12.0-11.7-10.8-12.1
2011 12.8-11.1-12.1-12.3-12.4-11.3-10.2-11.6
2010 12.9-11.0-12.1-12.3-12.0-11.4-11.1-11.7
2009 12.6-10.5-12.0-12.7-12.8-11.6-10.4-11.8
2008 12.5-10.6-11.6-12.5-12.9-11.7-11.1-12.5
2007 12.8-10.7-12.1-12.3-12.1-11.5-10.6-12.0
2006 12.8-10.8-12.4-12.7-12.6-11.2-10.8-11.9
2005 12.4-11.1-11.7-12.6-12.6-11.5-10.9-12.2
2004 12.8-11.2-12.2-12.6-12.3-11.1-10.3-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.67-10.86-11.99-12.44-12.45-11.45-10.71-11.95
1.34.52




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れになって、
道中はさすがに緩む展開で、勝負所ではかなり加速して上がりが速くなる。

このレースは、ゆったりした道中から→しっかり加速という形がやはり基本で、
単純に速い上がりに対応できる…ということがまずは重要。

ただし、前半がある程度速くなる場合もあるために、単に前有利な上がり勝負
という訳ではなく、前半~道中を一定水準以上で進めて→尚且つ直線で一味違う
決め手を発揮する…という、総合力勝負のイメージが強い。

したがってここでは、上がりの性能に基準を置きつつ、地の強さや底辺(純粋な
持久力)の高さを(ラップには表わされていない場合も多いので"暗に"も含め)
示しているタイプを選びたい。


好走する条件
・一定の持久力&決め手があること


予想

◎ブリクスト
新馬戦は、前半のペース自体は速くないが、この馬自身は結構押し上げた形で、
それでいて直線ではしっかりとした脚を発揮。なかなかの推進力を感じた。
その内容は、同じ中京1400mでの単純なパフォーマンス比較をすれば(書くのは
少し躊躇われるが)昨年のハープスター以上の扱いだし(実際には違うはず)、
距離延長のここで前進する可能性は十分ありそう。期待してみたい。

○ワキノヒビキ
前々走は、しっかり加速する展開を捲る格好から、直線カシノハリウッドを競り
落としつつ最後まで脚を持続させて押し切り、前走は、ポジション的には嵌った
格好だが、厳しい展開を突き抜けたパフォーマンスはやはり評価できる。
両者の合わせ技で、距離延長のここでも実力は十分に発揮できそう。

▲ヒルノマレット
新馬戦は、展開そのものはゆったり入った形だが、この馬自身は前半でスーっと
番手までポジションを上げて、水準高めの道中であまり溜められない格好から、
直線しっかり脚を使って押し切り、一定の地力&切れを示した。
その内容からは、ここでの前進は十分に考えられるし、当然注目はしたくなる。

注ディアコンチェルト
前走は、道中水準の高い展開の中、直線しっかり脚を使って差し切った格好で、
馬柱に載っているマイル戦で、総合力という点で単純なパフォーマンス比較を
すれば、普通に上の扱いになる。
この手のパターンはトラップの場合もあるが、やはり高めの評価にはしたい。

△コメート
チグハグした内容で、直線勝負の土俵に立てなかった新馬戦を度外視すれば、
前走は締まった展開を好位から押し切って、一定の地力は示した格好。
切れという部分では未知数だが、その内容からの距離短縮という点で、可能性
としては十分あって良さそうに思える。

△アヴニールマルシェ
新馬戦を見る限り、決め手という点では当然問題ないし、外目を自然と押し上げ
られているあたりは、一応純粋な持久力を感じられて、好走は十分にありそう。
ただし、この馬は地面を強く叩くような脚の使い方をするため、水準が上がると
追走で脚を使い過ぎる可能性もある…。微妙。

△ナヴィオン
新馬戦は、スローペースを後方から進めて、直線で1枚上の決め手を発揮して
差し切った内容で、その性能は当然認められるし、可能性は普通にあるはず。
ただし、それでも結局は前半~道中の部分の裏付けがないので、ここで強く推す
ということは、どうしても"希望"に近いようなイメージになってしまう。微妙。

☆カシノハリウッド
前走&前々走では、しっかりと溜め→切れを発揮できているし、フットワークの
大きさからは十分な推進力が感じられて、純粋な持久力は備えていそう。
ただし、タイプ的には少しパワーに寄っている印象もあって、ここのスピードで
押し切るような展開にどこまでフィットするか?は微妙。

☆ミュゼスルタン
新馬戦は、しっかり決め手を発揮して、ラストも確かに余裕がありそうな雰囲気
ではあったのだが、競馬自体は内を上手く立ち回った形だし、キングカメハメハ
産駒のスロー→直線勝負の強さ…という部分も当然あったはず。
感覚的には、ここで素直に強く推したい気持ちにはならない。






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