2014年8月30日土曜日

キーンランドC展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.1-11.0-11.8-12.3-12.0-12.5 34.9-36.8 函館開催
2012 11.9-10.5-11.1-11.5-11.3-11.3 33.5-34.1
2011 11.8-10.3-10.9-11.5-11.8-12.3 33.0-35.6
2010 12.0-10.6-11.1-11.4-11.6-11.7 33.7-34.7
2009 12.1-10.5-11.2-11.6-11.4-11.6 33.8-34.6
2008 12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7 33.9-34.0
2007 12.0-10.7-11.2-11.3-11.4-12.0 33.9-34.7
2006 12.1-10.4-11.0-11.5-11.6-11.8 33.5-34.9

過去8年の平均ラップタイム(2013年は除く)
12.00-10.51-11.10-11.44-11.44-11.77
1.08.27 33.61-34.66




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スプリントの重賞としては前半がそこまで速くならず、
ある程度速いスピードを維持したままゴールを迎える展開。

札幌1200mというコースでは、レベルが上がるにつれて前半というよりも後半が
速くなる傾向が見られるが、このレースの特徴も、やはり(前半に対しての)
上がりの速さだと言えて、ハイペースから持久力で粘れることよりも、スピード
持続力を持っていることが何よりも重要になる。

したがって実績馬であっても、地の強さで差してくる(粘る)ようなタイプでは
ここを勝ち切るのは難しくて、(出来れば)先行力があって、前後半をバランス
良く走れるタイプを中心に考えたい。


好走の条件
・スピード持続力を持っていること


予想

◎マジンプロスパー
前走・高松宮記念に関しては、あの極悪馬場で最内枠からの発走だった…という
時点で、とりあえず度外視していいはず。
元々パワー&持続力という方向の馬で、ある程度好位につける脚質を考えても、
この舞台に嵌る可能性は十分にあっていいし、ここは普通に巻き返しが期待でき
そうな場面。人気もそこそこ…くらいなら、やはり推したい。

○レッドオーヴァル
前走で示した持続力と、阪急杯で(勝負所)ある程度積極的に攻めた内容で好走
した地力を合わせて考えると、実力的にも適性的にも、ここではやはり有力な
存在…ということになる。
このタイミングでの乗り替わりは正直微妙だが、基本的にやることは1つだし、
とりあえず浮上は確実にしてきそう。

▲サンカルロ
パワーと持続力…という部分で、本質的にこの舞台(北海道)には嵌っていい馬
だが、昨年は満を持して、とんでもない時期に初参戦してしまった…。
そういった運のなさもあって、ここでもう1度期待するには時が経ち過ぎた感も
あるし、脚質的にもここで出来ることは限られているのだが、自身の適性と忘れ
られたような人気を考慮すると、やはり注目したくなってしまう。

注スマートオリオン
これまでのパフォーマンス的には、この馬は直線でしっかり"脚を伸ばす"という
よりかは"耐える"という方向のタイプ。
実際に前走、あのポジションで後傾の内容なら、さすがに押し切っていなければ
ならないはず。地力である程度は残るだろうが勝ち切るイメージはない。

△ローブティサージュ
前走や阪神牝馬Sでは一定の持続力を示していて、適性面ではある程度の信頼は
しても良さそう。
ただしこの馬の場合、多少一本調子に映る部分があるので、ここで前走のような
競馬をすると、やや他力本願的に過ぎる…印象にはなる。周ってくるだけかも。

△スノードラゴン
オーシャンSや高松宮記念の内容を考えれば、地力の高さはもちろん持っている
訳だし、ここでの浮上も当然あり得る。
それでもこの馬の場合は、終いを"耐える"という部分が強い印象なので、ここの
最後までスピードを維持する展開で嵌るかは微妙。強くは推しづらい。

△フォーエバーマーク
前走&前々走に関しては、ともに展開的に完全な逆境の立場だったので、負けた
こと自体はとりあえず気にする必要はないはず。
ただしこの馬は、基本的にハイペース→粘るという方向のタイプではあるので、
この舞台への適性を考えると微妙なのかも…。粘っても勝ち負けは難しそう。






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