2014年8月9日土曜日

小倉記念展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9
2012 12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6
2011 11.8-10.7-10.8-12.0-11.8-11.8-12.0-12.0-11.8-12.6
2010 12.1-10.9-11.3-12.3-12.0-12.0-12.1-11.5-11.6-12.1
2009 12.2-10.9-11.6-12.4-12.1-11.6-11.7-11.6-11.8-12.4
2008 12.4-11.2-11.2-12.6-11.9-11.8-11.8-11.5-11.6-11.9
2007 12.4-11.2-11.3-12.6-12.1-12.0-11.8-11.6-11.6-12.1
2006 12.4-10.9-11.4-12.4-11.9-11.7-11.8-11.8-11.7-11.8
2005 12.2-10.6-11.5-12.3-11.8-11.7-12.0-12.2-12.2-11.5
2004 12.2-10.8-11.5-12.5-12.2-11.9-11.7-11.6-11.7-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.22-10.87-11.33-12.36-11.96-11.82-11.87-11.72-11.70-12.03
1.57.88




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、コーナー部分で多少は落ち着く
ものの基本的には道中は淀みなく流れ、そのまま終いまで一定に近いスピードを
維持する形になっている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、その後もほとんど息を抜けない
展開になるため、当然のように一定の持久力は問われる。

また近年に関しては、1分57秒台が当たり前…というようにスピード化が顕著に
なっていて、終いの部分を"耐える"というよりも、ラストまでトップスピードを
"維持する"ということが必要で、地の強さで他力本願的に差すタイプより、高い
性能を備えたタイプの方を中心に考えたいところ。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・スピード持続力があること


予想
これから雨が降り続く予報なので、馬場は当然気掛かりではあるが、土曜の競馬
から、一応開催2週目らしい状態を保っている…という想定にしておく。
当然開催はされる想定…。

◎ラストインパクト
長い距離にも対応できるだけの持久力を備え、尚且つ小倉大賞典で示したような
スピード持続力を持っている。
それらの合わせ技で、適性的にも普通に嵌っていいはずだし、単純に"格"で考え
ても上位の扱いになるのだから、当然ここでは推しておきたい。
大外枠ではあるが、それなりのポジションさえ確保できれば。

○サトノノブレス
全体的に水準の高い日経新春杯で示した持久力と、道中締まった若葉Sで示した
持続力を考えれば、実力的にも適性的にもとりあえずは問題なさそう。
馬体面でも、この馬は昨年2着のラブリーデイに近い特徴(繋を柔軟に使う)を
持っていて、この時期の小倉には嵌って良さそうなタイプだし、人気にはなるの
だろうが当然上位評価にはしたい。

▲マーティンボロ
好走歴的には上がり勝負の方に寄り過ぎているイメージではあって、この舞台で
どうか?という部分もあるのだが、馬体とかラスト1Fの強さなどからは持久力を
感じさせる部分があり、切れと(末の)持続力をバランス良く備えているため、
今の小倉記念であれば何とかなるのかも知れない。
一旦は切りかけたのだが…やはり気になる存在。

注ニューダイナスティ
一定の持久力は示している馬だし、道中~上がりという脚の使い方も出来るので
ある程度浮上する可能性は十分あるはず。
それでもタイプ的には、フラットなスピードレースよりも、ラスト1Fがもう少し
落ち込み、惰性を効かせられるレースの方がイメージは合っていて、どうしても
前を残してしまいそうな雰囲気にはなる。

△メイショウナルト
昨年は前半~道中をミドルペース→上がりの脚を活かす内容で勝利した訳だが、
前走はその真逆で、前半~道中を締め付けつつの早仕掛け→ラスト粘った内容。
今回のコンビが昨年の武豊Jではなく前走と同じ田辺Jで、最内を引いたことを
考えれば、やはり後者の競馬にはなりそうだし、そうなると向正面の下り坂から
ジワジワと脚を使わされるこの舞台で同じことが出来るか?は正直微妙…。

△ダコール
純粋な持久力と性能の部分で常に浮上はしてくる馬だし、ここでも単純に後方の
ままということはないはず。
それでも前半から相当に引っ張られるこの舞台は、この馬にとってはスピードに
寄り過ぎな印象にはなって、結局は遅れて浮上→掲示板くらいが妥当…。
前がキッチリ潰れるとか、極端な展開になれば。






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