2015年5月16日土曜日

京王杯SC展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.6-10.5-10.6-11.0-11.3-11.4-12.3 33.7-35.0
2013 12.2-10.5-11.2-11.8-11.4-11.4-12.1 33.9-34.9
2012 12.2-10.6-11.4-11.7-11.3-11.3-11.6 34.2-34.2
2011 12.4-11.0-11.6-11.4-11.0-11.2-11.6 35.0-33.8
2010 12.6-10.9-11.1-11.3-11.1-10.9-11.9 34.6-33.9
2009 12.8-11.2-11.1-11.3-11.0-11.3-11.9 35.1-34.2
2008 12.4-11.2-11.1-11.5-11.2-11.9-11.5 34.7-34.6
2007 12.3-10.9-10.9-11.2-10.6-11.6-12.5 34.1-34.7
2006 12.5-11.1-11.6-12.0-11.2-11.4-12.0 35.2-34.6
2005 12.4-10.7-11.0-11.4-11.1-11.4-12.3 34.1-34.8

過去10年の平均ラップタイム
12.44-10.86-11.16-11.46-11.12-11.38-11.97
1.20.39 34.46-34.47




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、1400mらしく一貫した流れにはなっているが、コーナー
部分で少しだけ落ち着く格好から→ラスト3Fで一気にペースが上がって、直線は
右肩下がりの形になっている。

この舞台では道中で多少は息が入れられるため、例えば京都1400mなどのように
スタートからスピードで押し通すようなタイプよりも、溜める形からしっかりと
した切れを発揮出来るタイプの方が合っている印象。

したがってここでは、まずは勝負所で変化をつけられるスピード馬が中心には
なるのだが、ペース次第では(スピードへの対応力を示している必要はあるが)
切れと持続力をバランス良く備えたマイラーが、1つ上のギアでまとめて差し
切る可能性も考慮しておきたいところ。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること


予想

◎サトノルパン
単純に考えてこの距離では馬券圏内を外したことがない訳だし、超ハイペースの
ファルコンSでしっかり浮上して、尚且つこの舞台で突き抜けるような決め手を
発揮した経験も持っていて、それらの合わせ技で、イメージ的には十分嵌る。
鞍上強化のこのタイミングで、重賞制覇となる可能性は普通にありそう。

○エールブリーズ
昨年もここでは3着しているし、スピードへの対応を示しつつ上がりもある程度
まとめられるタイプで、とりあえずこの舞台では上位の扱いができる。
"切れ"という部分で優位に立てる馬ではないため、今回積極的な競馬に戻るなら
…という条件はつくが、内枠も確保したし、その可能性は十分あっていいはず。

▲ダイワマッジョーレ
まずはここは制したことがある舞台で、その時のパフォーマンスは十分に高く、
調子を取り戻している現状、当然上の評価にすべき…という存在。
ただし、切れは微妙だが終いをしっかり伸び切れるタイプで、ラップの形として
最後が落ち込む…という1点で勝負する格好になるので、単純にペース次第。

注ヴァンセンヌ
元町Sでの、道中で極端に脚を使いつつ→最後に相当な惰性を効かした内容と、
前走での、上がりでしっかり切れを示した内容を合わせて考えれば、とりあえず
適性面では問題なさそうに思える。
あとは今回、前半のスピードへの対応力を示せれば…と言ったところ。

△バクシンテイオー
このメンバーを相手に、切れではさすがに期待できないのだが、単純に1400mで
示したパフォーマンスで考えると、新潟日報賞の内容は普通に上位。
今回ある程度積極的な位置取りから進めることが出来れば、可能性としては一応
残っても良さそうに思える。

△クラリティシチー
ここ2戦で示した後半部分での持続力を考えると、ここでも普通に上位扱いに
なるし、浮上の可能性も一応はあって良さそう。
ただし、マイル以下の距離でしっかりスピードに乗った経験がないので、ここで
間に合うかどうか?は結局未知数。微妙。








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