2016年4月23日土曜日

フローラS展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 13.1-12.0-12.2-12.5-12.8-12.6-12.2-11.5-11.2-11.7
2014 12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5
2013 12.8-12.0-12.4-12.5-13.4-13.3-13.3-11.6-11.2-11.4
2012 12.9-11.8-12.0-12.5-12.9-13.1-12.7-11.4-11.2-11.5
2011 12.5-11.3-11.9-12.0-12.7-12.7-12.4-12.0-12.8-13.0
2010 13.0-11.6-11.9-11.6-12.5-12.5-12.3-11.6-11.4-11.8
2009 12.6-11.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.1-11.7-12.5
2008 12.7-11.7-11.7-12.3-12.7-12.2-12.1-11.3-11.3-12.5
2007 12.7-11.8-11.9-12.0-12.5-12.2-12.2-11.4-11.6-12.5
2006 13.0-12.0-12.1-12.2-12.2-12.5-12.2-11.8-11.5-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.82-11.76-11.96-12.17-12.65-12.57-12.39-11.62-11.54-12.16
2.01.64




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中はさすがに
落ち着く展開になり、ラスト3Fで一気に加速して、最後だけ少し落ちる形。

ここでは、前半の入り方自体はゆったりしたものになっているのだが、4F目まで
なかなかスピードが落ちない形になっていて、実質的にはその部分である程度
引っ張られる格好から、一定の持久力はやはり問われる。

それを前提として、勝負所での一気の加速に対応するための切れと、そこから
長い直線を最後まで伸び切るための(末脚の)持続力が問われるイメージ。

脚質的には、抜群の決め手を備えた馬がまとめて差し切るという可能性も十分
あり得るが、開幕馬場と息を抜ける展開を考えたら、やはり好位から進めて
最後まで持続できるようなタイプの方が信頼度は高そう。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定の持久力は必要


予想

◎クィーンズベスト
まずは元エリカ賞である阪神500万下で、サトノダイヤモンド⇔ナムラシングン
&マイネルハニーの間を割った事実。それだけで今の人気は絶対に違う。
前走でも、速い前半にしっかり付き合いつつ、溜め→切れを発揮する形で4着に
粘り込んでいて、リズムとしてもここには普通に合いそう。
(レースを通しての)持続力という点では、2走前にゲッカコウに負けている
ように、分が悪い一面もあるかも知れないが、そもそもここは東京なので。

○パールコード
(こなしている道中の水準という部分で)地力の裏付けはしっかりと取れている
訳ではないのだが、前走の後半長い脚が問われる展開の中で悠々とポジションを
上げていく姿からは、十分な持久力が感じられる。
2走前に負けた相手にしても普通に牡馬の上位クラスだし、ここは単純に中身で
上というイメージ。
扱いは2番手だが、可能性としては当然頭まで考えたい。

▲フロンテアクイーン
道中の水準が相当に高かった未勝利戦と、メジャーエンブレムに締め付けられた
前走の内容から、高い地力を備えていることは間違いないし、ここでは単純に
能力で上という扱いになる。
タイプ的には、持続力の方向に特化し過ぎな感はあって、勝ち切れるかどうかは
微妙なところだが、とりあえず普通に浮上はしてきそう。

注エマノン
前走は、高松宮記念当日の極端に速い馬場ではあったものの、それを考慮しても
かなり高い水準で道中を進めつつ→上がりも長い脚が問われる展開を積極的に
攻める内容で差し切った格好。
そこで示した持久力&持続力を考えると、ここでも普通に上位に扱って良さそう
だし、感覚的にもこの人気ならば俄然注目はしたくなる。

△ゲッカコウ
前走は、直線に入った所でしっかりと加速する展開&インコースの狭い所に閉じ
込められていた形になって、自身の持ち味を活かせなかった部分はありそうで、
実際に長い脚を使って押し切った前々走からはパフォーマンスを落としている。
この舞台では再度切れ負けという事態も考えられなくもないが、少なくとも力を
出し切れずに終わる…ということはないはずだし、やはり上位扱いにはしたい。






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