2016年4月12日火曜日

桜花賞回顧 2016


レース総括
■まずまずの前半から、一旦落ち着いて→勝負所でしっかりと加速する展開
■切れ&一定の持久力が問われた


桜花賞結果
ジュエラー1.33.4 33.0 16-17
シンハライト1.33.4 33.7 08-08
アットザシーサイド1.33.7 33.9 10-11
メジャーエンブレム1.33.8 34.2 07-07
アドマイヤリード1.33.9 33.2 18-18
ラベンダーヴァレイ1.34.1 34.7 05-04

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.3
前半4F:47.1
12.4-10.7-11.7-12.3-12.0-11.4-11.3-11.6




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半まずまずの流れから、道中は一旦落ち着く格好で、
勝負所でしっかりと加速しつつ→ラストまであまり落ちない展開。

今回の場合、ある程度馬場が速い状態だったことを考慮すると、道中の水準は
それほど高かったとは言えず、基本的にはメリハリのついた上がり勝負という
扱いになり、適性的には当然切れが問われた形。
(スタート直後はそれなりに流れているので、一定の持久力は必要だった)

もちろんその裏には、メジャーエンブレムが前に圧力を掛けられない位置取りと
なった…という理由があり、結果的には、如何にも桜花賞らしい桜花賞…という
レースだった。

脚質的には、前半で少しでも脚を使っている先行馬を、しっかりとした決め手を
発揮した差し馬が上回った…という構図で、この点もはっきり言って通常通り。

したがってオークスに向けても、一定レベルの水準から→最後にしっかりと脚を
伸ばした上位は素直に信頼できそうだし、過去の傾向から、基本的につながって
いくものと考えられる。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ジュエラー
上がり3Fが前走と同じ33.0秒という内容なので、この馬の持ち味を活かすには
ベストの展開だったとは言えないが、それでも勝ち切ったというのは大きい。
もちろん、シンハライトが早めに抜け出す格好になり、相手の最後の粘り性能が
最大限に発揮される前に一気に迫れた…という部分で、運も少しある。
どちらにしてもこの馬の場合、(距離延長というよりも)地の強さの戦いになる
という点で、オークスでの前進は元々見込めるので、次戦も当然期待できるし、
2冠の可能性も普通にあっていいはず。しっかりと注目していきたい。

シンハライト
今回も前走と同じような切れ勝負になったことはやはり大きかったが、中団から
しっかりとした決め手を発揮して浮上した格好で、最後の最後で交わされはした
ものの、そのパフォーマンスは当然認められる。
現状体力勝負という方向では、ジュエラーやメジャーエンブレムに対して裏付け
的に負けているが、ゴール前~ゴール後の姿からは(姉のリラヴァティと同様の
イメージで)ラスト1Fの粘りは十分に感じられるので、単純に切れのみの馬では
ない…ということは間違いなさそう。
その点で(個人的に)しっかりと認識を改めておきたい。

アットザシーサイド
中団から進めて、直線でしっかりと脚を伸ばす格好で浮上しての3着。
走法的にある程度細かく刻むタイプで、脚が溜まった状態ならば→真っ直ぐに
高いパフォーマンスを発揮できる…という、如何にもキンカメ産駒が得意とする
内容での好走だった。
そのイメージからは、距離が伸びて&より地力勝負になっていいとは言えず、
(もちろんオークスは、地力で距離の壁を克服できるレースではあるものの)
他の上位陣と比べると少し不安な部分が大きい。
素直にNHKマイルCというのならば、当然問題はない。

メジャーエンブレム
スタートがいつも通りではなかったとは言え、二の脚を使う部分ではまだ前が
開いていて、その気があればもう少し好位につけられていたように見えるので、
やや消極的な競馬だった…という点は否めない。
それでも、戦前には今更この馬の厳しい展開につき合うような馬がいるかどうか
…という見方もあった中で、早い段階で周りに馬が殺到して→終始かなり密度の
濃い所での競馬を強いられた格好なので、単にルメールJの失敗というだけでは
なく、他のジョッキーがそのように追い込んだ部分も大きい。
その点、外国人Jの活躍が目立つ昨今の状況からすれば、日本人Jも全く捨てた
ものではない…という感覚にはなった。
(最終的に勝ったのがデムーロJ…というのは皮肉、と言うか結果論)
この先に向けては、将来的には2400mは少し長い…というタイプだとは思うが、
単純に地の強さが問われるオークスではおそらく問題ないはずで、とりあえずは
そこでの巻き返しは十分期待できるはず。当然注目したい。

ラベンダーヴァレイ
上位の中では前半で脚を使った方だし、直線ではメジャーエンブレムを閉じ込め
ようとした格好で、戸崎Jの戦う姿勢がはっきりと感じられるような競馬。
結局は70kgの体重差で跳ね返されたものの、大本命馬の進出を少しでも遅らせた
…という点で、上位3頭から見れば最大の功労者と言っていいはず。
自身はそこで横に力を使ったために最後なだれ込むだけに終わったが、はっきり
崩れた訳ではないし、この先今回のパフォーマンスを評価する際には、内容面で
ある程度の考慮が必要になりそう。





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