2017年5月10日水曜日

NHKマイルC回顧(ラップ分析)2017



レース総括
■前半~道中の水準が高く→そこからしっかり加速する展開
■総合力が問われた


NHKマイルC結果


アエロリット1.32.3 34.3 02-02
リエノテソーロ1.32.5 34.0 09-09
ボンセルヴィーソ1.32.9 35.0 01-01
レッドアンシェル1.32.9 34.2 10-10
オールザゴー1.33.0 34.4 10-10
タイムトリップ1.33.0 34.6 07-07

天候:曇 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.4
前半4F:46.1
12.4-10.9-11.2-11.6-11.8-11.3-11.3-11.8




レースラップ分析


ラップタイムを見ると、スタート直後はそれほどでもなかったが、その後が
なかなかスピードの落ちない展開になり、結果的に前半~道中は水準が高い。
そこから勝負所でしっかり加速しつつ→上がりもあまり止まらない形。

今回の場合、馬場が速く、レース全体としても前後半のラップがほぼイーブン
になっているため、一見すると単なる(軽い)スピード勝負のようにも思える
のだが、最後の部分では、特に3着以下は前からは少し離された格好だし、
33秒台の脚を使えた馬もいないので、展開自体はやはり厳しかった印象。

したがって、レースの上がりが止まらなかったのは、単純に勝ち馬の強さに
依る部分が大きい…というイメージで、実際には(一定の)持久力&切れ&
持続力が問われる、総合力勝負だったと言えそう。
(⇒当然上位の地力は信頼していいはず)

また今回は、上位には基本的に、外目の馬場のいいところを周って来た馬が
入っていて、内⇔外のトラックバイアスが思った以上に大きかった印象で、
(脚質よりも)通ったコースの違いで、この先の上げ下げを考えたいところ。


各馬について


出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アエロリット
超のつく好発から、終始外々の馬場の良い所を通って、コーナーでは溜めたり
後ろを待つこともなく積極的な競馬をして→そのまま押し通しての完勝。
最後も一旦は相手に迫られたものの、持ち前のフットワークの良さに由来する
"惰性力"で突き放した形で、単純にこれは(特に)中身の部分で抜けていた。
このパフォーマンスで考えれば、少なくとも今のうちは距離は関係ないので、
オークスでも全く問題なかったと思うが、とりあえずこの馬が1つタイトルを
獲ったことで、(個人的な)世代の上位の扱い方は見えてきた部分がある。
当然、この馬自身の秋にも期待は高まる。

リエノテソーロ
この世代は、ソウルスターリングを頂点とする阪神マイル組ばかりが注目は
されるのだが、ライジングリーズンを一応頂点とする中山マイル組のレベルも
普通に高い。(最も強い競馬をしているのはアエロリットだと思うが…)
その点ではこの馬に関しても、地力の面では前走のアネモネSで一定のものを
示していた訳だが、それまでの経歴も含め、持続型の展開だからこそ…という
部分が正直あった。
その中で今回、切れを示す形で好走したことは大収穫。
芝ダート問わず、展開問わず、おそらく多少の距離延長ならば問題もなさそう
だし、この先の可能性がかなり広がった雰囲気。当然注目していきたい。

ボンセルヴィーソ
勝ち馬も含めて、上位は基本的に外目を通った馬ばかり…という中で、逃げて
(当然)内から進めつつ→粘り込んだことには価値がありそう。
このパフォーマンスがこの先どこにつながるのか?を考えるとなかなか難しい
ものはあるのだが、方向性としては、カレンブラックヒルやミッキーアイル
(後者は微妙だが)に近いイメージにはなるのかも知れない。
となると、王道とは少し違うスワンS、ダービー卿CTといったあたりか…。
どちらにしても、どこかで重賞には手が届きそうな雰囲気。


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