2017年7月23日日曜日

中京記念展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.3-11.4-11.8-11.7-11.8-11.2-11.5-11.9
2015 12.5-11.2-11.0-11.7-11.8-11.4-11.6-12.2
2014 12.5-11.2-11.8-12.2-12.4-11.7-12.2-13.1
2013 12.9-11.5-11.3-11.5-11.5-11.3-11.7-11.8
2012 12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9

過去5年の平均ラップタイム
12.52-11.30-11.52-11.76-11.92-11.46-11.68-12.38
1.34.54




ラップ傾向

(過去記事に一部加筆)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいから、道中は一旦は落ち着く
ものの極端には緩まない展開、その後勝負所で一気に加速して→上がりは右肩
下がりの形。

基本的にこのコースは、(平均ラップからも)前半がそれほど速くなるという訳
ではないが、最初の直線の長さによって4F目までなかなかスピードを落とさずに
流れるため、全体としての水準は高くなり、一定の持久力はやはり問われる。

そして、それほど溜められない道中から→直線の上り坂で力強い脚を使う必要が
ある…という部分で、適性的には、持続力と切れをバランス良く備えたタイプを
中心に考えたいところ。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・持続力(&切れ)があること



予想

土曜の競馬では、(整備が入ったのか)内が復活して、そちらを選択した馬の
好走が目立っていた。
しかし最終レースは大外で決まっているように、効果も徐々に薄れていき、
日曜メインの頃には普通に外という気がしないでもない。(雨予報でもある)
したがってここは、やはり例年通りの考え方で。

◎ブラックムーン
前走&キャピタルSで示した道中~上がりで示したパフォーマンスは高く、
ここでは普通に上位扱いになる。
通常の感覚では、この馬の内容だと後半に偏り過ぎている印象になるのだが、
ここではそれでいい。
小さくまとまった走りはしないし、外をゆったりと回って、直線坂上だけで
まとめて差し切るイメージは十分に湧く。期待しておきたい。

○グァンチャーレ
前走の道中~上がりで示した内容は、過去のここの好走馬が示していた水準に
近いものになっているし、扱いとしてはやはり上位の存在。
今回、枠もいいところに入ったし、前半で無理にポジションを取りに行ったり
せずに、流れに身を任せて自然と周ってくれば、普通に好走はして来そう。
人気も甘めだし、ここは高い評価にしておきたい。

▲アスカビレン
六甲Sの道中~上がりのパフォーマンスは高く、上の2頭とも全く遜色ない。
距離短縮してきた馬なので、ここでは(相対的に)ある程度ゆったりとした
走りになるだろうし、過去の好走馬に近いような走りが期待できそう。
枠がギリギリと言えばギリギリなので、勝負所でゴチャついて→不発という
懸念もなくはないが、浮上の可能性はしっかり考えておきたい。

注ダノンリバティ
昨年ここでは5着。その時は、道中~勝負所で少し後れを取る格好になって、
直線で超大外を通った内容。仕方のない部分はあった。
この舞台ではある程度の"脚"はやはり必要で、(この馬のように)なだれ込む
だけでは少し足りないので、勝ち切るイメージにはならないが、好位~中団の
外目を追走する形ならば、昨年からの前進はあっても良さそう。

△マイネルアウラート
(中京記念に関してはそれがベストではないものの)レースを通して平均的に
脚を使い→上がりをそれなりにまとめる…という、本質的にはこの舞台に合う
パフォーマンスを示せる馬。
昨年は内枠を引いて大敗したが、今年は外目の枠を引いたし、勝ち切るところ
まではともかく、粘り込む可能性は十分ありそう。

☆ケントオー
昨年このレースは3着しているように、ここに合った脚の使い方が出来る馬。
前走の内容も、道中~上がりで高いパフォーマンスを示していて、とりあえず
注目はしておきたい1頭。
ただし今年は内枠を引いた。その時点である程度ミラクルな騎乗が必要だし、
少し間隔が空いた状態も気になる。相手には加えるが…やや消極的。

☆ワンアンドオンリー
とにかくここでは、長めの距離でゆったりと走れる、持続力のあるタイプが
強く、国内では一応、中山2200mで最も結果が出ている…という点で、適性
的にドンピシャの可能性もある。
ということで、外枠を引いたら一発狙ってもいいと思っていたのだが、今回は
微妙な4枠。これもミラクルな騎乗が必要。(あり得る人が乗ってるが…)




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