2018年4月13日金曜日

アーリントンC展望(ラップ傾向&予想)2018



開催時期の移行で、出走メンバーのタイプは多少変わってくるだろうが、
とりあえず展開面では、過去の傾向を踏襲して考えたい。

過去のラップタイム


2017 12.3-11.0-12.0-11.9-11.9-11.4-11.3-12.3
2016 12.4-10.6-11.4-12.3-12.4-11.4-11.3-12.3
2015 12.7-11.2-11.7-12.5-12.7-11.9-11.1-12.1
2014 12.6-11.1-11.5-11.5-12.1-11.6-11.1-12.5
2013 12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8
2012 12.9-11.5-12.1-12.2-12.4-11.7-11.2-12.3
2011 12.6-10.8-12.0-11.9-11.8-11.5-11.2-12.4
2010 12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7
2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5
2008 12.8-11.0-11.4-11.5-11.7-11.7-11.3-13.2

過去10年の平均ラップタイム
12.62-11.06-11.78-12.03-12.10-11.58-11.26-12.41
1.34.84




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一旦
落ち着く展開ではあるが極端には緩まずに、勝負所では一応しっかり加速して、
ラスト1Fがかなり落ち込む形。

このレースの特徴は、前半または道中が意外と速く流れている…ということで、
(実際には前後半イーブンくらいではあるのだが)決め手勝負というコースの
イメージから考えると、前半の方に比重が偏っている印象を受ける。

したがって、"切れ"という部分は当然大前提になるが、一定以上のスピードに
(レースを通して)耐えられる…という点も重視はしておきたいところ。


好走する条件
・切れ&(スピード耐性)があること




予想

天気が微妙だが、現時点では一応日中は持ちそう。
ならば当然、スケールと切れをまずは重視したいイメージ…なのだが、正直、
持続寄りのタイプが目立つメンバー構成で、切れタイプが勝ち負けした先週の
ニュージーランドTと逆なのでは?という雰囲気。
多少足りなくても、適性面で上げる…ということが必要かも知れない。

◎レッドヴェイロン
単純なパフォーマンス比較では、毎日杯組には負けている扱いになるのだが、
それでも前走は、道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりでしっかりと
した加速を示して圧勝しており、その内容はここでも普通に上位。
今回、適性微妙に思えるタイプが多い中で、この馬(この兄弟)はこの手の
舞台でこそ…という印象ではあるし、人気も甘めならば当然推したい。

○インディチャンプ
前々走では、内回りの直線勝負で一瞬の脚を見せて快勝。それを受けて前走
では、距離延長&直長コースに替わってスケール的にどうか?という見方を
(個人的に)したのだが、一応しっかりと浮上して好走。力を示した。
最後は上げ切れない印象ではあったので、やはり直長コースがベスト…という
イメージにはならないが、今回、距離短縮で前進する可能性はある。注目。

▲エアアルマス
地力の裏付けでは、このメンバーの中ではハッキリ負けているし、本来は切る
選択肢まで(個人的には)ある…くらいの扱い。
しかし前走は、切れ勝負の中で、勝負所~直線で余裕の突き抜け。
今回の適性微妙なタイプが集まったメンバーの中では、(特に)上がり勝負に
なった場合に、勝ち切る可能性まで考えられる。異例だが上げる。

注タワーオブロンドン
何だかんだ同舞台のG1で好走している訳なので、力はやはり上位の扱いには
なるし、好走の可能性は結局高いのかも知れない。
しかし前走を見た上でも、肩の角度が急な作りで少し細かく見える走法的に、
ここがピッタリのタイプではない…という思いは変わらず、これが勝ち切る
…というイメージは描きづらい。あくまで相手の1頭に止めたい。

△ダノンスマッシュ
同舞台のG1で、出遅れながらも→直線一応しっかり浮上していて、実力では
やはり上位扱い。
それほどスケール感はなく、脚元の形的にも"粘り強い脚"という印象で、鋭さを
感じさせるタイプではないので、本質的にマイルの切れ勝負向きではないかも
知れないが、この中ではさすがに浮上の可能性を考えない訳にはいかない。

△パクスアメリカーナ
前走では、厳しい展開の中で、後方から勝負所しっかりと攻める内容で勝ち
切って、前々走では、前半かなり脚を使う形から押し切っていて、ともに高い
地力を示した格好。
ただその一方で、デビュー2戦の上がり勝負では、勝負所でほどんど変化を
つけられずに負けていて、"切れ"は微妙。展開待ち(作ってもいいが)。

△ウォーターパルフェ
前々走では、好位からかなり高い水準で進めつつ→粘り込んでいるし、前走も
最後少し離されはしたが崩れ切っていない。
それらで示した地力で考えれば、ここでも十分上位に扱える。
ただし、"切れ"という部分ではさすがに分が悪い印象なので、ラブカンプーに
圧を掛けつつ→締め付けたいところではある。

△ラセット
パクスアメリカーナに負けた時の未勝利戦では、道中で極端に脚を使いつつ
→浮上しているし、前走も、重賞で一応しっかり好走していて、地力は高い。
しかし、淡々とした走りで最後止まりはしないが、上がりには少し限界を感じ
させるタイプで、持続方向に思える馬。
好走は十分可能だろうが、上がりで主張し切れるか?は謎。




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