2018年4月27日金曜日

青葉賞展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 12.5-11.2-11.8-11.8-12.4-12.4-12.3-12.1-11.9-11.8-11.4-12.0
2016 12.7-10.9-12.3-13.0-12.4-11.6-11.9-11.7-11.9-11.6-11.9-12.3
2015 12.7-11.1-12.4-12.8-12.9-13.3-13.1-12.3-12.0-11.5-11.2-11.6
2014 12.5-10.9-12.4-12.6-13.0-12.6-13.1-12.5-12.1-11.8-11.1-11.9
2013 12.5-11.6-12.5-12.7-12.6-12.9-12.5-12.3-11.9-11.4-11.6-11.7
2012 12.3-10.8-12.0-12.9-12.9-12.8-12.5-12.5-12.1-11.6-11.2-12.1
2011 13.0-11.6-12.8-13.3-13.0-13.0-12.8-12.7-12.2-11.4-11.2-11.8
2010 12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7
2009 12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0
2008 12.5-11.3-12.4-12.7-12.9-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-11.2-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.56-11.15-12.22-12.73-12.70-12.67-12.69-12.32-12.05-11.58-11.35-11.91
2.25.93




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペース~やや速いくらいの流れ、
道中はゆったりとした展開で、3コーナー過ぎから徐々にペースアップしつつ
→ラスト3Fで一気に加速する形の上がり勝負。

ここでは道中がしっかり緩む格好にはなるのだが、前半がある程度引っ張られる
形になっていることから、そこで脚を使うorそこでついた差を詰める…という
部分で完全に楽が出来る訳ではなく、一定の持久力はやはり問われる。

また道中がゆったりする分、緩急のギャップは大きく、勝負所での一気の加速に
対応するための切れが必要で、さらにそこから長い直線でトップスピードを維持
するために、末脚の持続力を備えていることも重要だと言える。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定以上の持久力は欲しい




予想

候補多い。(いい意味で)
特に9Fで高いパフォーマンスを示している馬が目立つが、中でもスプリングS
&毎日杯組がここでどの程度出来るか?によって、それらで先着している馬の
ダービーでの評価に関わってくるので、その点はしっかり注目したい。

◎オブセッション
前走の大逸走は置いておくとして、前々走は、道中高い水準から→しっかり
とした決め手を発揮。そのパフォーマンスから、地力は当然認められるし、
性能面でも全く疑いの余地はない。
メンバー間での横の比較では、(先入観なしでデータだけを見ると)前々走も
断トツに抜けている訳ではないため、その点が意外と混戦にしているのだが、
今回は事件のせいで疑いを含んだ人気。この程度なら迷いなく推せる。

○ディープインラヴ
前走は、(平均的にならした水準はそこまで高くは出ないのだが)脚を使う
場面が多く、中身の良さ(持久力)が問われるような展開で圧勝。
見た目の派手さだけではなく、長距離寄りのレースに対する裏付けとしては、
他のメンバーと比べても屈指のパフォーマンスと言っていい。
今回どのような競馬になるのかは分からないが、枠もいいところを引いたし、
粘り込む可能性は普通にあっていいはず。注目したい。

▲ゴーフォザサミット
イメージ的には、シュミノーJが前半から出して行った百日草特別の形がベスト
には思えるので、だとすると、蛯名Jでその競馬になるか?は微妙だし、本当に
結果を出すのは、外国人Jを乗せてきた時かも知れない。
それでも、一定の地力&決め手を示している馬で、ゆったりとした(悪く言えば
緩いくらいの)走りをして、惰性が効くタイプ。単純に距離延長はプラス。
勝ち負けはともかく、上位には普通に浮上はして来そう。

注ノストラダムス
前々走では、向こう正面で押し上げつつ→ロングスパートを最後までしっかり
押し通して、相当な持続力を発揮。
前走は、内をロスなく…という内容ではあるが、加速勝負でもしっかり好走
して、その時のパフォーマンスも十分に高いものを示している。
正直なところ、個人的には京都新聞杯で待っていたのだが、前走のような舞台
でも一応出来るのであれば、東京でも、ある程度は走れてもいいのかも。

△カフジバンガード
頭が高く、あまりフットワークがいいとは言えないタイプなので、本質的には
直長コースがベストとは言えない。
しかし、常に一定以上の上がりを使えている馬だし、前走の、道中~上がりで
示したパフォーマンスから言っても、距離延長自体は問題にはならないはず。
後方から外を回す形想定…ならば切る選択肢まであるが、今回は最内枠。
スタートを決めて、捌く内容ならば上位に食い込む可能性はありそう。

△サトノソルタス
前走は、中団インでじっくり→直線で真っ直ぐに力を使う完璧な騎乗で、内が
有利な状況に恵まれた部分もあった。
それでもこの馬は、馬格があって大きな走りをするタイプで、レース振りから
純粋な持久力を感じさせるし、距離延長はプラス。
示している裏付け&大外枠という点で、序列としては結局ここまでになるが、
可能性としてはもっと上の着も十分あり得る。

△エタリオウ
先週、サトノワルキューレのレースをチェックしていれば、否が応でも目に
入ってきた存在だが、特に前走は、コーナーで押し上げてきた相手に対抗して
後半かなり長い脚を使った内容で、そのパフォーマンスで考えれば、ここでも
普通に上位には扱える。
追ってからクセが出る馬なので、今回乗り替わりになることは不安だし、その
点で少しだけ下げるが、可能性としては浮上もしっかり考えたい。

☆ダノンマジェスティ
例年、大寒桜賞組は軽視できないのだが、それは水準の高い展開が多いから
…というのがあってのことで、その点、今年は道中超スローの→直線勝負。
それを後ろから差し切った訳だし、デビュー戦の破天荒なパフォーマンスも
含め、性能はやはり上位に扱っていいとは思うが、地力の面では、今ここに
至っては、裏付けが皆無。可能性は一応考えたいが…やや静観。

☆スズカテイオー
前々走では一定の地力を示していて、前走も4着とは言え、タイム差なしの
大接戦なので、ダノンマジェスティにもハッキリ負けた訳でもない。
ただしこの馬は、馬格はあるものの、(クロフネが出ているイメージで)やや
小さく見える走りをするタイプ。
スケール的に、距離延長&直長の広いコースに替わる点は微妙かも。

×スーパーフェザー
道中で脚を使い過ぎ…に見える走法で、本質的にこの距離はどうか。
前半~道中がスロー→完全な直線勝負の前走はこなしたが、道中脚を使って
→上がりが止まった若駒Sの内容から考えると、ここで水準が上がって対応
出来るか?はかなり疑問。ここまで人気する理由が謎。




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