カペラステークス展望（ラップ傾向＆予想）2025

まとめ

• 前半かなり速い流れから、後半はしっかりと落ち込む展開。
• 先行力＆持久力が問われる。
• 予想◎チカッパ

過去のラップタイム

2024　11.5-10.1-10.9-12.0-12.7-12.9　32.5-37.6
2023　11.8-10.5-11.2-11.3-11.8-12.7　33.5-35.8
2022　11.3-10.1-10.8-11.5-12.4-12.8　32.2-36.7
2021　11.4-10.5-10.9-11.9-12.0-12.8　32.8-36.7
2020　11.4-10.5-11.3-12.1-11.9-12.6　33.2-36.6
2019　11.7-10.2-11.0-11.6-12.0-12.8　32.9-36.4
2018　11.8-10.3-11.3-11.8-12.1-12.9　33.4-36.8
2017　12.0-10.8-11.2-12.1-12.1-12.8　34.0-37.0
2016　11.8-10.4-11.1-11.9-12.0-13.0　33.3-36.9
2015　11.6-10.0-10.9-11.8-12.3-13.1　32.5-37.2

過去10年の平均ラップタイム
11.63-10.34-11.06-11.80-12.13-12.84
1.09.80　33.03-36.77

ラップ傾向

（過去記事の転載）

過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなって、勝負所は何とか踏み止まりつつも、後半はガクっとペースが落ちる展開。

ここの特徴は、やはり前半の極端なまでの速さだと言えて、速い流れへの対応力（スピード）と、終いの部分を粘れる持久力を備えていることが必須となる。
（多少落ちついた年でも、結局展開的にはしっかりとした前傾）

脚質的には、前残りも差し決着もあってペース次第というほかはないが、差し馬の場合も、（個々のパフォーマンスとしては）前半しっかり脚を使っている内容を示していて、やはりここでは、ハイペース耐性の裏付けだけは取っておきたい。


好走の条件
・先行力（スピード）があること（注：位置取りではない）
・高い持久力が必要

馬場傾向

土曜の中山（ダート）

予想

◎チカッパ
昨年のこのレースでは、隊列の中ではじっくり後ろからではあったが、超絶ハイペースに引っ張られて自身も前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。結果は６着までだったが、コンマ２秒負けただけで最後はちゃんと詰めてきたし、力は見せた。
その時の内容は、馬場が渋って脚抜きが良くなるかもしれない今回こそ活きそうだし、そういうタイミングでの横山典Ｊ。怖くて選ばざるを得ない。

○クロジシジョー
昨年はここで２着。他の舞台ならば逃げていてもおかしくないようなペースで進めて→最後にしっかり浮上した格好で、その時の内容はやはり大きな裏付けになる。
２走前の東京盃でも、好位の馬が残る中で１頭違う脚で食い込んできたし、今回も普通に走れば自然と上位には入ってきそうな雰囲気。しっかりと注目しておきたい。

▲ガビーズシスター
昨年はここで勝利。上の２頭よりも前から進めて厳しいラップを踏みつつ→上がりをまとめた格好で、地力を十分に示した。ここでも当然の上位扱いになる。
その後は色々と転戦する中で、今がどのような状態にあるのか？把握しづらいところもあって評価はここまでだが、連覇の可能性もしっかりと考えておきたい。

注ヤマニンチェルキ
東京盃は、ロスなく立ち回って→抜け出す…という好騎乗ではあったが、前半からしっかりと脚を使いつつ→押し通しての勝利。そこで示した地力はここでも上位に扱える。
今回は３歳馬で58kgというところでの厳しさがあるし、馬場が渋ってスピード寄りになって得をするか？は微妙だが、やはり注目はしておきたい。

△サンライズアムール
水無月Ｓは、厳しい展開の中で自身も前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめた内容。その時のパフォーマンスはここにつながっても良さそう。
この舞台ではいつもと比べてもう１列後ろでも良さそう…というのはあるので、評価としてはここまでだが、食い込んでくる可能性は考えておきたい。