- 後半長い脚を使う中で、少し加速が入る展開。
- 持久力は当然、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
- 予想◎ラスカンブレス
過去のラップタイム
(長いので変則:3F毎+ラスト6F)2024 38.7-38.6-39.2-39.1-12.2-11.9-11.7-11.8-11.5-12.0
2023 37.7-37.8-38.2-39.3-12.3-12.3-12.2-11.9-11.7-12.0
2022 39.0-38.4-38.1-39.1-12.3-11.8-11.5-12.0-11.7-12.4
2021 39.9-38.2-38.7-39.7-12.2-11.9-11.7-11.6-11.3-12.4
2020 39.8-38.7-39.7-41.4-13.0-12.2-12.0-11.4-11.4-12.4
2019 38.1-37.7-41.0-37.1-12.0-12.1-11.7-11.5-12.0-12.9
2018 38.7-37.3-38.5-38.9-12.4-11.6-11.7-11.8-11.7-12.6
2017 37.6-37.2-38.2-38.3-12.3-12.0-11.9-12.0-11.7-11.8
2016 38.3-38.9-39.8-39.1-12.0-11.7-11.9-12.2-11.4-12.1
2015 37.9-39.2-37.0-39.0-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
過去10年の平均ラップタイム
13.16-11.85-13.56-13.02-12.52-12.66-12.80-13.22-12.82-12.82-13.30-12.98-12.38-11.99-11.79-11.82-11.62-12.25
(38.57-38.20-38.84-39.10-36.16-35.69)
3.46.56
ラップ傾向
(過去記事の転載)ラップタイムを見れば、前半~道中は(坂によって多少のアップダウンはあるものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは2周目の向こう正面に入ってから。
そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりからペースアップして、勝負所ではさらにもう1段階ギアチェンジするという形。
データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い持久力が必要になる。
それを前提として、後半長い脚を使う中でも、瞬間的に加速する場面が見られるため、そこをある程度スムーズに動ける機動力は欲しい。
適性的には、切れと持続力をバランス良く備えていれば安心…といったところ。
好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・切れ&持続力をバランス良く備えていること
予想
◎ラスカンブレス
御堂筋Sは、前半は歩いたが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。前の馬が後半をビッシリと締めて押し上げづらさがあった中で、後ろから唯一という浮上だったし、そのパフォーマンスはここでも上位に扱える。
とにかくもう、ゆったりと進めたい…という雰囲気があって、その点では距離延長は1つの手という気もするし、ここは積極的に推してみたい。
○シルブロン
昨年ここでは2着。その時は後半長くいい脚を使う展開の中で、(結果的に)ワンテンポ遅らせる形だったが、最後は際どく迫って力を見せた。
馬格の割に細かく脚を使うタイプで本質的に中山は合っているし、(前が離した)一昨年のようなダイナミックな展開にさえならなければ、立ち回りで勝負できそう。注目。
▲ヴェルミセル
京都大賞典は、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての3着。エリザベス女王杯も浮上はしきれなかったものの、最後は悪くないまとめ方をしているし、実力は上位。
3000m級でもダイヤモンドSでの好走があり、タイプ的にも随所にゴールドシップらしさを感じさせる馬。この手の舞台では注目したくなる。
注クロミナンス
昨年のアルゼンチン共和国杯は、締まった展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→上がりをまとめた格好。負けはしたものの、地力を十分に示した。
復帰初戦の前走・オールカマーが(前が壁になっていたこともあるが)直線で1つ上げ切れなかったので、結局は走ってみなければ…となるが、やはり注目はしておきたい。
△チャックネイト
直近では宝塚記念で5着。中山の重賞でも力をしっかりと示しているタイプだし、とりあえずここでは上位の扱いになる。
3000m級では昨年の天皇賞が、いまだに何だったのだろう…というのがあって、1つ信頼しきれない部分もあるが、やはり相手には考えておきたい存在。


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