2018年6月24日日曜日

宝塚記念展望(予想)2018



予想

最近、気になっていた馬を推し切れず、結果勝ち切られる…というパターンが
個人的にいくつか続いていて、この状況はとてもよろしくない。
春の総決算…という、否が応でも1段テンションが上がる状況を味方にして、
とにかく今回はそれを払拭したい。

エアレーションから→徐々に固まってきた馬場で、尚且つ週中&土曜の雨から
→どこまで回復するのか?…というカオス。
想定困難な状況だが、もう細かいことは気にしない。推したい馬を推す。


◎ゼーヴィント
昨年のAJCCでは、極端に締まった展開の中で、勝負所もしっかり攻める
競馬で2着。内を突いた相手には最後は伸び負けたものの、持久力&持続力の
高さをしっかり示したし、ほとんど勝ちに等しい内容だった。
復帰後2戦目の前走に関しても、直線で前が壁になって、右往左往した挙句に
挟まれる…という、とにかくスムーズにいかなかった競馬。斤量を背負う立場
だったし、パフォーマンス自体は十分に高いものになっている。
切れ勝負では少し分が悪くなるタイプ的に、この手の舞台でこそという部分は
あるし、(同じ理由で)鞍上の適性的にも池添Jへの乗り替わりはプラス。
とりあえず、情状酌量の余地が大いにあるここ2戦の6着がなければ、こんな
人気にはおそらくならない馬。推し切ってみる。

○サトノダイヤモンド
経歴を改めて見直してみて、やはりこの馬は強い。相当に。
その強さの源は、中身の良さ。純粋な持久力。有酸素運動能力。
有馬記念⇔阪神大賞典&天皇賞春のパフォーマンス比較で、距離が伸びても
全く落とさない…という点が、それを証明している。
(同じことができるのは、現役では他にシュヴァルグランだけ)
もちろんここは、中距離的な資質(持続力、筋持久力)が問われる舞台で、
自身の良さを活かしづらい条件だが、多少長距離的な要素が入ってくる分、
大阪杯と比べれば断然マシになるはず。
適性の合っていない馬を本命にはできないが、巻き返す可能性は高そう。

▲ダンビュライト
大阪杯は、捲られてスムーズさを欠いた競馬。後半がスピードに寄り過ぎた
…という適性面の問題もあったとは思うが、とりあえず見直せていいはず。
またそこで受けた2000mは短いのかも…という印象。それは前走の止まり方
でも感じられて(QE2自身ラップ:25.94-24.61-23.71-23.14-24.34)、
その点、今回の距離延長は単純にプラス。
そしてワンペースで走り切る…という適性的にも、ここには向くはず。
前半速い舞台なだけに、積極的に行き過ぎると厳しくなるかも知れないので、
少しでも控える選択なら。(その点、武豊Jに戻ることは心強い)

注サトノクラウン
昨年はここを勝ち切っている訳だし、地力は当然高く、持続力という方向性も
とりあえずは合っている。
ただしこの馬の場合、前半引っ張られない方がいい部分はあるので、その点、
昨年は頭数も少なく、やや落ち着いた入り方をした…というのも大きい。
今年は頭数も揃い、前半で脚を使わされて→伸び切れない事態はあり得るし、
実力的にはやはりこの評価にはなるが、相手の1頭までにしたい。
(横山典Jの、世間をざわつかせるあの乗り方なら、ピッタリはまりそうな
雰囲気ではあるのだが…、石橋Jでそれはないはず)

△スマートレイアー
香港ヴァーズ、京都記念と、サトノクラウンが勝ち切ったレースで強い内容を
見せていて、当然適性的にも相手と被る部分があるし、京都大賞典で示した
ハイパフォーマンスを考えれば、ここでも十分上位に扱える。
前走に関しても、外を回さないことが重要な展開の中で、後方&大外という
競馬。さすがに浮上はし切れなかったが、直線しっかり脚は伸ばしていたし、
7着はむしろ立派。
ここの展開で前進する可能性は普通にあって良さそう。注目したい。

△ステファノス
ここでは一昨年5着。その時はサトノクラウンにも先着しているくらいだし、
一定の適性は示している格好。
前走に関しては、休み明けの状態で、トップハンデ58kgを背負っての完全な
(究極的な)上がり勝負。全く度外視していいだろうし、とりあえずここは
巻き返しが期待できそうな場面。
タイプ的には、やはり2000mで、より一貫した流れの中での勝負の方が合う
だろうが、上位浮上の可能性は考えたい。人気も甘過ぎに感じる。

☆サイモンラムセス
ビッグサプライズ候補としてはこの馬。
結果としても、8歳にしてピークが来ているのでは?という現状だが、特に
2走前のパフォーマンスが破格で、数字("耐える"という点に特化した独自
指数)だけ見ると、大阪杯と同じような扱いになってしまう!!!
それが=実力な訳はないが、展開次第では…と、一応言っておきたくなる。


×ワーザー(簡単なラップ分析)
2018香港ゴールドカップ(2着)
25.68-23.35-23.39-23.32-24.23

2017香港カップ(2着)
26.27-25.12-24.37-23.79-22.08

2017香ジョッキークラブカップ(1着)
26.52-24.87-23.34-23.54-23.25

2017チャンピオンズ&チャターカップ(1着)
26.77-25.90-25.54-25.19-23.49-22.37

2017クイーンエリザベスII世カップ(3着)
28.03-26.77-24.99-22.39-22.41

2017香港ゴールドカップ(1着)
27.41-25.69-24.88-23.46-22.34

2016チャンピオンズ&チャターカップ(3着)
25.32-24.37-25.02-24.37-23.23-23.87

2016クイーンエリザベスII世カップ(1着)
25.21-24.29-24.27-23.99-23.56

2016香港ダービー(1着)
25.79-23.63-25.24-24.21-22.89

~おまけ~
2015エイシンプレストンハンデキャップ(1着)
24.55-23.86-24.20-22.35

まず2000mでは、基本的に崩れていないため何でもこなす…とも言えるの
だが、極端な展開よりも、ミドルペースから→(特に後半の)持続力を活かす
展開の方が印象はいい。(イメージ的には阪神2000mタイプか)
その点、2400mに距離延長した場合は、上がり勝負の方が結果を出している
…という部分とも整合性は取れていて(死んだふりで距離をこなすパターン)、
これはハッキリ中距離特化型かも。となると、単純に1Fが余計かも知れない。
地力はあるとは思うが、前半で引っ張られることが前提のここでは、後方に
控えた競馬でもしないと難しいのかも…。ここは静観。



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